- 2008年12月27日
よろず占い処 陰陽屋へようこそ (錦戸亮さん)
関ジャニ∞の錦戸亮さんは、フジテレビ系列の毎週火曜夜10時枠にて放送されている連続ドラマ『よろず占い処 陰陽屋へようこそ』に安倍祥明 役で出演しています。
一昨日は第1話が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
東京都北区王子の下町風情ただよう商店街に、占いの店「陰陽屋」が開店した。店主・安倍祥明(錦戸亮さん)は陰陽師の格好で狩衣姿だ。
ある日、三者面談で担任の只野路子(倉科カナさん)から留年確実と宣告された高校1年生の沢崎瞬太(知念侑李さん)が、占い好きの母親・みどり(南野陽子さん)に連れられて、祥明の店を訪れる。
身の上相談をするみどりに対して、祥明は「すべて悪い霊のせい」ときっぱり告げる。早速、悪霊払いを行った祥明は、みどりに代金1万円を請求する。あまりのインチキぶりに激怒した瞬太は祥明を殴りつけ、その拍子に店の調度品を割ってしまった。母親に弁償金を払わせたくない瞬太は、祥明の提案通り、店で雑用係のアルバイトをするはめになる。
その夜、商店街の会長で路子の祖父でもある内藤源次郎(杉良太郎さん)が営む居酒屋「狐火」に商店街の人々が集まり、“ぼったくりの男”祥明の話題で持ちきりになる。近くの神社の巫女・鮎川珠希(柏木由紀さん)の証言で、祥明がかつてナンバーワンホストだったことが判明し、祥明もあっさり認めるのだった…。
祥明は、毒舌で面倒臭がり、金にならない仕事はしないという人物です。ホスト仕込みの口八丁手八丁の話術や洞察力を駆使して相談者に“もっともらしい”助言をする祥明は、一見すると胡散臭くて“インチキ占い師”そのものですが、彼の発言には発想の転換や価値観をシフトさせるような力もあり、結果的に相手の心をほぐして解決に導いてしまいます。時に耳が痛いような真実を突き付けることもありますが、それもいい薬になったりして、どこか憎めません。
第1話では女子児童たちを味方につけて、商店街の人たちの立ち退き運動の沈静化を成功させた祥明。今後、どういった悩みをどんな方法で解決していくのか気になります。
原作は天野頌子氏による小説『よろず占い処 陰陽屋』シリーズです。