信長協奏曲 (山田孝之さん)

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山田孝之さんは、フジテレビ系列の毎週月曜夜9時枠にて放送されている連続ドラマ『信長協奏曲』に羽柴秀吉 役で出演しています。
昨日は第9話が放送されました。
●あらすじと感想
サブロー(小栗旬さん)は、楽市・楽座に続いて、領内での異国人によるキリスト教の布教を認めました。
そんな中、武田勢は織田領に向かって進軍を開始していました。徳川家康(濱田岳さん)が浜松で食い止めると言って出陣するものの、三方ヶ原にて惨敗して全軍撤退。そこでサブローは、竹中半兵衛(藤木直人さん)の進言に従って同盟国である松永弾生久秀(古田新太さん)に援軍を求めますが、あっさり断られてしまいました。松永はすでに武田に寝返っていたのです。
サブローは武田の最強と言われる騎馬隊を迎え撃つために、当時の銃でも連続で撃つことができる戦術を思いつきましたが、武田勢の進攻が予想よりはるかに早くて、戦術に必要な鉄砲の数を揃える時間がないことが判明しました。もはや万策尽きて諦めようとする家臣たち。するとサブローは家臣たちを鼓舞して武田と戦うことを表明しました。圧倒的に不利な状況のサブローたちでしたが、信玄が病死したことにより武田軍は撤退し、危機を脱することができました。
しかし一難去ってまた一難。今度は延暦寺の僧たちが反織田を掲げて暴れ出しました。明智光秀(小栗旬さん:二役)が危惧していた通り、異国の思想を認めたことが延暦寺の怒りを買ったようです。サブローは光秀と一時入れ替わって延暦寺と交渉してもらい、和解の道を探って穏便に事を収めることにしました。最初は光秀に扮したサブローと信長(=光秀)が事に当たる予定でしたが、信長と光秀が瓜二つの顔を持つことを知っていてその関係に疑いを抱いている羽柴秀吉(山田孝之さん)が名乗りを上げ、光秀(に扮したサブロー)の代わりに秀吉が信長と同行することになりました。
延暦寺に出向く信長と秀吉ですが、僧たちは交渉に応じようともしません。そこで秀吉は攻め入ることを信長に提案。躊躇する信長に対し、秀吉は織田勢のためであるとし、いっそのことすべてを焼き払ってしまえば、敵も減って他の宗教勢力へのけん制になると主張しました。結局、信長は秀吉の提案を受け入れて延暦寺を焼き打ちにして帰還。それを知ったサブローは信長を叱りつけました。罪のない人たちまで犠牲になってしまったことや、家臣たちにどう説明すればよいかなどで苦悩するサブロー。帰蝶(柴咲コウさん)は、落ち込んだ様子のサブローに対して「お主にもきっと言えぬ思いがあるのであろうな。でも今は言わなくてよい。何も言わなくてよい」と言って慰めました。サブローと帰蝶の心の距離は当初に比べてだいぶ縮まったようです。
秀吉は、織田家に対し、目の前で村を焼かれて家族を殺されたという恨みを持っていますが、光秀に扮している方がその張本人であるとついに気が付きました。半兵衛は秀吉に対して何者なのかますます疑いを強めています。今後の展開も気になります。