メン・イン・ブラック:インターナショナル (クリス・ヘムズワース)

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映画『メン・イン・ブラック:インターナショナル』(Men in Black:International)は、地球に潜む宇宙人を監視するエージェントたちの活躍を描いた『メン・イン・ブラック』シリーズの第4弾です。
製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグ、監督は『ワイルド・スピード ICE BREAK』のF・ゲイリー・グレイ、脚本は『アイアンマン』のアート・マーカムとマット・ホロウェイが務めています。
クリス・ヘムズワースはエージェントH役で出演しています。
先日、劇場に観に行きました。
本作は続編ではありますが、極秘組織“MIB”のロンドン支局が舞台になっていて、前作までの世界観をさらに広げるスピンオフのような作品となっていました。シリーズでおなじみのエージェントOやパグ犬のフランクなども少し登場しますが、基本的には過去の作品から独立した作りとなっているので、シリーズを知らなくても楽しめると思います。それゆえか、シリーズファンである私としては少し物足りなさを感じてしまいました。やはり、エージェントJとKの凸凹コンビぶりが観たかったというのが正直な感想です。でも、エージェントJとKにスポットライトが当てられていないだけで、本作は別の新しいチームを紹介する映画であると考えれば、十分面白かったです。
前作『メン・イン・ブラック3』では、過去にタイムトラベルするという設定が盛り込まれていてシリーズに新たな彩りが加わっていましたが、本作はそれで言うと、スパイアクションの要素が盛り込まれていました。腕は立つもののお調子者の先輩エージェントH(クリス・ヘムズワース)と優等生の新米エージェントM(テッサ・トンプソン)という新たな凸凹コンビが、MIB内に潜むスパイを追跡し、モロッコの砂漠からナポリ沖の小島、最後はエッフェル塔まで、世界各国を飛び回っていて見応えがありました。
MIBシリーズではおなじみの最新のガジェットや新たなエイリアンもたくさん出ていましたし、アクションも多くあって興奮しました。肩乗りサイズの歩兵エイリアン・ポーニィもいい味を出していてよかったです。

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