- 2016年11月10日
岸谷五朗さんは、日本テレビ系列の毎週水曜夜10時枠にて放送されている連続ドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』に茸原渚音 役で出演しています。
昨日は第8話が放送されました。
●あらすじと感想
河野悦子(石原さとみさん)は、恋愛小説家・桜川葵(伊藤かずえさん)が10年ぶりに景凡社で執筆した小説の校閲を任された。校閲部部長・茸原渚音(岸谷五朗さん)は、葵は厳しくて、中途半端な仕事をする人が嫌いなので、いつも以上に全力で校閲するようにと悦子に言う。
悦子の校閲がいつも以上に気になる様子の茸原。それもそのはず実は茸原は以前、葵の担当編集者をしていたことがあり、しかも恋人同士だった。しかし、愛するがゆえに葵はナイフで茸原を刺してしまった。幸い傷口はたったの3ミリで大事には至らなかったが、それが原因で茸原は文芸編集部にいられなくなって校閲部部長になった。そのことを貝塚八郎(青木崇高さん)から聞いた悦子は、怖がってその気持ちが理解できなかったが、仕事にも恋愛にも情熱的な葵に負けじと全力で校閲に挑む。そして葵は悦子の指摘出しを受けて、大幅に内容を変える。
再校を任された悦子は、内容がほとんど変わっていることから、また最初から校閲し直さなければならなくなる。しかしめげずに取り組み、更なる指摘出しをする。悦子と葵は激論を交わしながら作品を作り上げていき、次第に意気投合するのだった…。
あと一歩で作品が完成するというところで、葵は病で倒れてしまいました。貝塚は葵の体を気遣って、誤字・脱字のチェックのみで作品を完成ということにしようとします。でも悦子は納得がいかず、葵のところへ自分を連れて行くよう貝塚に懇願。茸原も「私からもお願いします。桜川先生はずっと命を懸けて小説を書いていました。それはどんな状況でも同じはずです」と言いました。貝塚は葵のいる病院に悦子と茸原を案内します。病室にいた葵も悦子と茸原の意見に同調し、ベッドの上で原稿直しを続行することにしました。そんな中、茸原が葵に言った「私は今の仕事に誇りを感じています。たとえ日の目を見なくても、たとえ誰にも褒められなくても、この仕事は確実に誰かを支えています。校閲という仕事は全力で前に進む人を全力で支える仕事です。私は校閲という仕事とこの仕事に全力を注ぐ人たちを愛しています」という言葉が印象的でした。
小説本は見事完成し、葵も無事退院しました。葵は相変わらず茸原にわがままを言って元気ぶりが健在。まだまだ執筆できそうです。葵いわく次の小説のアイデアは固まっていて、次の校閲も悦子に任せたいとのことです。茸原が悦子に「先生の全力の仕事、受けて立ちますか?」と問いかけると、悦子は「もちろんです」と笑顔で答えました。
自分の小説の今後の方向性に迷っていた折原幸人(菅田将暉さん)は、貝塚のアドバイスにより自分が今一番興味を持っていることに着目して取材をし、書きたいものを見つけました。
一方、貝塚と森尾登代子(本田翼さん)は、仕事関係によっていい雰囲気になってきました。そこで貝塚はついに森尾に交際を申し込みましたが、今は恋愛モードではないとして断られてしまいました。しかも森尾は「全然ねそのつもりじゃなかったのに、ずっと近くにいた人のこと、離れてから好きだったんだって気付いたり、何かね、自分でもよく分かんなくなっちゃって」と言いました。今後の展開も楽しみです。