少年メリケンサック (宮崎あおいさん)

miyazaki03
宮崎あおいさんは、現在公開中の映画『少年メリケンサック』に栗田かんな 役で出演しています。
先日、劇場に観に行きました。
●導入部のあらすじと感想
メイプル・レコード新人発掘部門の栗田かんな(宮崎あおいさん)は、レコード会社との契約期限が切れて、会社退職予定の日を迎えていた。そんな中、動画サイトに投稿されたパンクバンド・少年メリケンサックのライブ映像に興奮したかんなは、社長・時田英世(ユースケ・サンタマリアさん)に了承を得て、バンドとの契約に乗り込むことになる。上手くいけば契約期限延長のチャンスである。
早速、かんなは、サイトで連絡先の分かった作並秋夫(佐藤浩市さん)と会う約束を取り付け、待ち合わせ場所に向かう。ところが、そこにいたのはライブ映像のようなイケメン青年ではなく、50歳過ぎの酔っぱらいのオッサンだった。よくよく話を聞くと、動画サイトに投稿されていたのは、25年前の解散ライブの時の映像だったことが判明。かんなが諦めて帰ろうとした矢先、社長から携帯に連絡が入る。会社のホームページにアップした少年メリケンサックの映像が大好評で、しかもすでに全国ライブツアーまで決定していると言うのだ。途方に暮れるかんなに、秋夫は当時のオリジナルメンバーを集めるよう指示。なんとかメンバーが集まったものの、ドラムのヤング(三宅弘城さん)は痔で椅子に座れず、ボーカルのジミー(田口トモロヲさん)は事故の後遺症で話すことも歩くこともままならない。秋夫の弟でもあるギターの春夫(木村祐一さん)は実家の酪農を継ぎ、なにやら兄・秋夫との間には不穏な空気が漂っている。
それでも、かんなと少年メリケンサックは“奇跡”を信じ、全国ライブツアーへ出陣するのだった…。

本作は、『真夜中の弥次さん喜多さん』以来、約4年ぶりの宮藤官九郎監督作品第2弾です。
ストーリーそのものは意外と王道的お話でしたが、やはりそこには、いわゆるクドカンワールドが構築されていました。
仕事もプライベートも崖っぷち状態のOL・かんなや、少年メリケンサックのメンバーたちはもちろんのこと、レコード会社の社長・時田、かんなの彼氏・マサル(勝地涼さん)もいい味出していましたし、登場シーンが少ないながらも、個人的にTELYA(田辺誠一さん)のキャラクターも面白かったです。
物語では、少年メリケンサックの誕生と解散の経緯、秋夫と春夫の確執の理由などが徐々に明かされ興味を惹きます。ツアーを続けるうちに、パンク嫌いのカンナとパンクバンドである少年メリケンサックのメンバーたちの間に、単なる仕事上の関係ではなく、友情のようなものが芽生えるところも良かったです。
宮崎あおいさんの弾けた演技も印象的でした。

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