ゴンゾウ (内野聖陽さん)

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内野聖陽さんは、毎週水曜夜9時テレビ朝日系列にて放送されている連続ドラマ『ゴンゾウ 伝説の刑事』に黒木俊英 役で出演しています。
一昨日は第3話が放送されました。
●あらすじと感想
井の頭署の黒木俊英(内野聖陽さん)は、かつて捜査一課のエースとして活躍していたが、ある事件をきっかけに現在は備品係に所属し、仕事は事務員の田端ルミ子(吉本菜穂子さん)に押し付け、ゲームを楽しんだりしていた。
そんなある日、交通課から刑事課に転属したばかりの新米刑事・遠藤鶴(本仮屋ユイカさん)と若手バイオリニスト・天野もなみ(前田亜季さん)が何者かに射撃された。幸い鶴は一命をとりとめたが、もなみは帰らぬ人になってしまう。
井の頭署には佐久間静一(筒井道隆さん)を中心とした精鋭部隊・捜査一課13係による特別捜査本部が設置され、佐久間は、黒木を捜査本部に加えるよう要請する。佐久間は、黒木が捜査一課に在籍していた時の後輩だったのだ。
初めは、捜査本部への編入を拒否する黒木だったが、刑事課・日比野勇司(高橋一生さん)の捜査ミスの穴埋めとして、嫌々ながら編入することになる。
黒木はかつての敏腕ぶりを発揮してホームレス・杉浦正彦(金田明夫さん)から有力な証言を得たと思ったが、それは、杉浦が家族に会いたいがためのガセネタだった。杉浦と家族を再会させることにも失敗し、現場一筋の刑事課・寺田順平(綿引勝彦さん)の引退宣言を聞いた黒木はすっかり自信を失い、佐久間に自分を捜査本部から外すよう申し出るが、却下されてしまう。
黒木は杉浦の娘・詩織(邑野みあさん)から預かった物を杉浦に届ける。餞別を意味するその届け物の中身は、杉浦の妻が作った塩結びだった。塩結びを食しながら、杉浦は涙交じりで「これだけ食って、ここから始めたんだ…」と語る。以前、杉浦は妻と2人で会社を立ち上げて、妻の作る塩結びだけを食べながら必死に働いていた時代があったのだ。そして、杉浦は自分の住家としていたダンボールハウスを解体し始めた。ホームレス生活を送るこれまでの自分に別れを告げるつもりなのだろう。黒木も無言でそれを手伝う。
夜が明け、杉浦からもらった塩結びをかぶりつきながら街を歩く黒木。その姿は新たなる一歩を踏み出すかのように堂々としたものだった…。
タイトルの「ゴンゾウ」とは、警察用語で能力や経験があるのに働かない警察官という意味の隠語です。英語(gonzo)では、風変わりな・愚か者などの意味があります。
自他ともに認めるだらしなくダメな男・黒木。彼が今のような姿になるきっかけとなった過去のある事件とはどのようなものだったのかが気になります。
また、昔、佐久間とは恋人関係にあったらしい精神科医・松尾理沙(大塚寧々さん)は、佐久間に黒木を刑事に復帰させたのは何のためかと厳しく詰め寄りました。どうやら理沙に黒木のカウンセリングをするようにしたのも佐久間だったようです。佐久間は「昔の黒木に戻して、そして叩きのめしたいだけだ」と答えてましたが、その真意は何なのかが気になります。
鶴ともなみを射撃した犯人は足を引きずっていたと鶴が思い出しました。犯人は一体誰で、目的は何だったのでしょうか? 黒木が復活して見事に犯人を逮捕してくれることを期待しています。