スワンの馬鹿! (成宮寛貴さん)

narimiya

成宮寛貴さんは、毎週火曜夜10時フジテレビ系列にて放送されている連続ドラマ『スワンの馬鹿!~こづかい3万円の恋~』に川瀬光充 役で出演しています。
今週は第1話が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
諏訪野大輔(上川隆也さん)は、社内投票で「ベスト・ダディ&ベスト・ハズバンド」に5年連続で選ばれる“理想の上司”。その一方で、月々5万円の小遣いでのやり繰りに、人知れず苦心している。それは、あたかも水上は優雅に見えても、水面下では必死に水かきをしている白鳥=スワンのような状態だ。
ある日、大輔は同じビル内でカフェの店長代理をしている加茂健司(劇団ひとりさん)と大輔の勤めているパロット文具と同じ階にある食品会社に勤めている時田秀喜(梶原善さん)から、バイト代3万円のお見合いパーティーのサクラに一緒に参加しないかと誘われる。この2人は大輔の窮状を調査済みだったのだ。しかし、真面目な大輔は、自分には妻子がいるときっぱり断る。
帰宅した大輔は、妻の真澄(田中美佐子さん)から、小学4年生の娘・理英(美山加恋さん)を塾に通わせるために小遣いを3万円に減らすと告げられ、ショックを受けるのだった…。
本作は、月々の小遣いを3万円に減らされたサラリーマン(上川隆也さん)の悲哀と恋がコメディタッチで描かれています。
みっともないけどカッコイイという役柄を上川隆也さんが見事に演じています。
大輔、時田、加茂ら小遣い3万円男たちの会話は、中年サラリーマンの悲しい日常を伝えつつも、からりとした笑いに包まれていて、掛け合いのテンポも良いです。
仕事の都合で週に2度大輔たちのオフィスビルに訪ねてくるという、小遣い3万円男たちの憧れのマドンナ・香月絢菜(芦名星さん)と大輔の関係が今後どう発展していくのか気になるところです。その絢菜とどうやら過去に何かがあったらしい川瀬光充(成宮寛貴さん)。彼は大輔たちのオフィスビルの最上階にあるIT関連会社の社長で、大輔たちとはいわば真逆の生活を送っています。第1話の最後で、川瀬と絢菜がなにやら揉めているところに遭遇した大輔は、絢菜を助けようとして、はずみで川瀬を殴ってしまいました。川瀬が今後大輔とどう絡んでくるのかも気になるところです。優雅に見える川瀬も、水面下ではきっともがいているのでしょう。そんな人間味のあるところが今後見られることを期待しています。