- 2007年9月15日
吉沢悠さんは、毎週金曜夜10時TBS系列にて放送されている連続ドラマ『山田太郎ものがたり』に永原眞実 役で出演しています。
先週は第9話が放送されました。
●あらすじと感想
大豪邸に住むことになった山田一家だったが、大喜びする弟妹達とは対照的に太郎(二宮和也さん)は、馴染めずにいた。そんな太郎の気持ちを察したのは、御村(櫻井翔さん)と両親の和夫(松岡充さん)と綾子(菊池桃子さん)だ。和夫と綾子は、太郎に「前の家に戻ってもいいよ」と提案するが、太郎は弟妹達の幸せを考えて、自分は大丈夫だと言って気持ちを押し殺して思い悩む。
一方、太郎が本当の王子様になったと、玉の輿への意欲を再び燃やす隆子(多部未華子さん)だったが、御村の「あいつはどう思ってるのかな」という言葉や自分の母親であり、太郎のスーパー特売購入の師匠でもある、まりあ(柴田理恵さん)の「こういう家にしかない幸せって、あるんだよね」との言葉で、太郎が元気のないことにやっと気付く。そして、太郎をスーパーの特売セールに連れて行き、母親譲りのパワフルな購入劇を繰り広げ、太郎を元気付けようとする。
「私ね。お城みたいなお家に住んでいるキラキラした王子様もいいけど、スーパーの特売品に必死になってる山田君の顔、もっとキラキラしてると思う。私は、そっちの方が好きかな…なんてね」と告白じみたことを伝えた隆子は、太郎を御村に引き合わせて去って行く。
御村は、太郎を太郎の元のボロ家に連れて行き、思い出に浸り笑顔になった太郎にこう説く。「その顔だよ。一番大切なのは、おまえ自身が笑顔でいることなんじゃないのか」
それを聞いた太郎は御村にお礼を言って、家族のもとに走り、みんなと一緒に前の家に戻りたいことを伝える。
太郎の予想に反して、快く承諾する弟妹達。かくして、山田一家は元の家に引っ越すことになった。元のボロ家は、引越しの手伝いに来ていた御村と隆子。そして、山田一家全員の笑顔で包まれた。
そんな中、校長室に呼び出された太郎に驚愕のニュースが伝えられる。アメリカの大学の招待留学生として迎えることが決定したというのだ。城南学院大学の永原(吉沢悠さん)の助手として、バイオ栽培の権威であるクレメンス教授の研究にも携わってもらうとのこと。「いい話だとは思わないかね」と喜ぶ一ノ宮校長(宇津井健さん)のそばで、複雑な表情を浮かべる太郎であった…。
自分のことを心配してくれる人がいるということは、本当に幸せなことだと思います。すぐ行動に移せるが、鈍感な隆子。敏感だが、なかなか行動には移せない御村。2人が合わさって、ある意味バランスの取れた解決にこぎつけました。
和夫と綾子の「親」らしい姿が初めて見れて安心しました。
今週金曜日は、いよいよ最終回。いつもより10分拡大で放送されます。家族と離れたくないであろう太郎は、どういう決断をするのでしょうか。そして、隆子の恋はどうなるんでしょうか。楽しみです。