劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル (仲間由紀恵さん)

nakama06
『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』は、『TRICK(トリック)』シリーズ10周年記念作品であり、前作から4年ぶりの劇場版第3作目となります。
仲間由紀恵さんは、山田奈緒子 役で出演しています。
先日、劇場に観に行きました。
●導入部のあらすじと感想
ある日、上田次郎(阿部寛さん)のもとに、万練村に暮らす青年・中森翔平(佐藤健さん)が訪ねてくる。村には、「カミハエーリ」と呼ばれる霊媒師が村を治める掟があり、その選定には全国から募集した霊能力者同士を競い合わせて、勝ち残った者がカミハエーリとされるという。最近、翔平の祖母である先代カミハエーリが亡くなったため、村ではカミハエーリ選定の儀式が行われようとしていた。翔平は、そんな馬鹿げた風習を止めさせるため、霊能力などこの世には存在しないということを証明してほしいと依頼してきたのだ。
上田は、「温泉に行こう」と山田奈緒子(仲間由紀恵さん)をだまして連れて行こうとするが断られてしまう。実は奈緒子も、クビになったステージの興行主(河本準一さん)から、偶然カミハエーリ選定の儀式参加を勧められていて、手品を使って霊能力者のふりをして、優勝者に与えられる村人からの貢ぎ物や隠された財宝を手に入れようと画策していたのだ。
万練村で霊能力者になりすました奈緒子は、インチキ霊能力を暴くためにやって来た上田と鉢合わせする。そこで奈緒子は、村人や参加者たちにばれないよう密かに協力し合いながら勝ち抜いて財宝を手に入れようと上田に持ちかける。
やがてカミハエーリ選定の儀式が始まり、参加者たちはそれぞれ霊能力という名のパフォーマンスを披露して、自分こそが本物の霊能力者だと主張する。しかし、参加者の一人・鈴木玲一郎(松平健さん)によって、儀式はいわば「霊能力者版バトルロイヤル」ともいえる様相を呈し、戦いは殺し合いにまで発展。次々と犠牲者が出るのだった…。

本作は、先日テレビで放送された『TRICK 新作スペシャル2』の後に起きた出来事として描かれています。
さすが劇場版だけあって、ゲストも豪華です。人の生死を操ったり瞬間移動させることができるという鈴木玲一郎(松平健さん)。100年先の未来を見通すことができるという杉尾園子(片瀬那奈さん)。神と心を通わせることができるという相沢天海(戸田恵子さん)。何をしても死なない不死身の体を持っているという伏見達郎(藤木直人さん)。次代カミハエーリとして村人から期待されている青年・中森翔平(佐藤健さん)と彼の幼馴染・高階美代子(夏帆さん)など、個性的なキャラクターが多数登場します。もちろん、山田里見(野際陽子さん)、矢部謙三(生瀬勝久さん)、秋葉原人(池田鉄洋さん)など、奈緒子・上田コンビをもりたてるお馴染みのキャラクターも登場します。
奈緒子と上田の絶妙な掛け合い、随所に散りばめられた笑いも面白かったです。
『トリック劇場版2』では、ゆーとぴあの持ちネタ「よろしくーねっ!」のギャグを多用していましたが、本作では、『オレたちひょうきん族』のキャラクター「アダモステ」を起用していました。山田里見 役の野際陽子さんに書道で「紀伊半多(キイハンター=野際陽子さんが出演した昭和40年代を代表する人気アクションドラマ)」と書かせたり、鈴木玲一郎 役の松平健さんが唱える呪文が「バンサンケツマ(逆から読むと…)」だったり、伏見達郎(藤木直人さん)が中森翔平 役の佐藤健さんの前で「俺、参上!(佐藤健さん主演・仮面ライダー電王のキャッチコピーの一部)」と叫ぶシーンがあったりと、小ネタも満載でした。『トリック(シーズン1)』に登場した「母之泉」の教祖・霧島澄子(菅井きんさん)と意外な接点があったり、ガッツ石まっ虫が出てきたりと、往年のファンへのサービスもありました。
トリックワールドが好きな人であれば、充分に楽しめると思います。