銭の戦争 (大島優子さん)

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大島優子さんは、フジテレビ系列の毎週火曜夜10時枠にて放送されている連続ドラマ『銭の戦争』に紺野未央 役で出演しています。
一昨日は第10話が放送されました。
●あらすじと感想
青池早和子(ジュディ・オング)は、赤松大介(渡部篤郎さん)に弱みを握られて青池ファイナンスを乗っ取られそうになる。それを知った白石富生(草なぎ剛さん)は、青池ファイナンスの所有するホワイト化学株が赤松の手に渡るのを阻止するために赤松から20億円を奪うことで契約不履行に陥らせる。さらに早和子のもとを訪れ、自ら国税庁へ出頭して脱税を告白することによって赤松の脅迫を逃れるよう説得した。そのことにより赤松の計画は失敗に終わった。
富生はホワイト化学株を買い戻すために、手に入れた20億円を増やそうと考え、証券会社時代の上司・黒田(飯田基祐さん)のもとを訪れる。そして利益の1割を渡すことを条件にインサイダー取引をもちかける。
一方、赤松は金を奪い返すために、部下の桜田慎一(高田翔さん)たちを紺野家やホワイト化学に向かわせて金の在処を探る。一向に見つからなかったが、富生の次なる行動を予測した赤松は 黒田に接触。富生が金を増やそうとしていることを知り、黒田にあることを持ちかける。
青池ファイナンスには東京国税局が法人税法違反の疑いで強制調査が入った。追徴課税が50億円に上ると知った青池梢(木村文乃さん)は、どうやって現金を用意するか苦悩する。富生はそんな梢に40億円でホワイト化学を売ってほしいと提案するのだった…。
紺野未央(大島優子さん)は、犯罪に手を出そうとしている富生に対して頬を叩いて目を覚ますよう叱りつけて、「今のあなたは赤松社長と同じ」と言いました。そのこともあってか、富生は母・三保子(木野花さん)に頬を叩かれて怒られたことを思い出しました。その際「人のせいにしないの!悪いことしたら、まず謝りなさい。ごまかしたって、ちゃんとお天道様が見てるんだから」と言われたのです。
会話ができないながらも母の意識が戻り、その顔を見た富生は、寸前のところでインサイダー取引を思いとどまりました。そして未央に「君の良心が俺を救ってくれたんだ」と言って感謝の気持ちを伝えました。
赤松は、富生がインサイダー取引でお金を増やそうとしていることを知り、黒田と結託してそれを遂行させることにより増えたお金を手に入れ、インサイダー取引の罪は富生にまとめて被らせようと目論んでいました。富生が思いとどまったことによりその目論見も外れた赤松ですが、まだ引き下がりません。富生にとって大切な存在である未央に目をつけ、暴力団の大黒恭二(高杉亘さん)に接触しました。
赤松が自分をハメようとしていたことを黒田から知らされた富生は、もはや奪ったお金を返すだけでは済まされないことを悟りました。そこで紺野洋(大杉漣さん)や未央に迷惑がかかることを恐れ、紺野家を出ることを決意します。でもそんな矢先、未央が赤松と手を組んだ大黒によって拉致されてしまいました。大黒から連絡を受けた富生は、血相を変えて指定された場所へ急いで向かいます。
お金に翻弄されていた富生がようやく忘れかけていたものを思い出したようでよかったです。次回最終話でどのような結末を迎えるのか気になります。