電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018- (清水尋也さん)

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清水尋也さんは、テレビ東京系列の毎週土曜深夜の「土曜ドラマ24」枠にて放送されている連続ドラマ『電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018-』に古矢智章 役で出演しています。
一昨日は第9話が放送されました。
●あらすじと感想
ビデオガールが持ち得ないはずの“人を愛する心”を持ってしまった天野アイ(西野七瀬さん)は、異常な発熱を伴って倒れてしまう。そこへプロデューサーの清水浩司(村上淳さん)が通りかかって介抱する。目を覚ましたアイは記憶を失っていて、自分は清水のビデオガールだと思い込む。清水はそれを利用して、古矢智章(清水尋也さん)から半ば強引に買い取ったアニメのキャラクターと、そのモデルであるアイをミックスした動画をつくり、謎のアイドルとして売り出した。アイの行方を捜していた弄内翔(野村周平さん)は、動画を見てアイを連れ戻そうと清水のもとを訪れるが、清水からは「アイは俺のビデオガールになったんだ」と言われ、アイが記憶を失っていることを知る。
一方、智章はアニメの権利と引き換えに、清水のもとでアシスタントとしてプロデューサーの仕事の勉強を始める。清水が公開したアイの動画は話題となっていて、アイはネットを騒がすブレイク必至の謎のアイドルとしてテレビや雑誌などで特集されるまでになっていた。清水の手伝いをしていると知った柴原奈々美(飯豊まりえさん)は智章を責める。智章もまた、アイが記憶喪失になっていることを翔に問い詰め、3人の関係に亀裂が生じる。アイの記憶を取り戻したい翔は、奈々美のアドバイスを受け、想いを込めたイラストを描いてアイに渡そうとする。しかし、やはり清水によって阻まれる。
そんなある日、アイはひょんなことから清水の机の引き出しからある写真を発見する。そこには見知らぬ少女と自分らしき人物が仲良く写っていたが、撮影された日付は25年前だった。その写真をアイから見せられた智章は、再び翔に問い詰める。翔はアイがビデオから出てきたことを智章に告げるが、やはり信じてもらえなかった。
記憶喪失のことで悩むアイに、智章は翔が描いたイラストを渡す。イラストを見たアイは記憶を取り戻し始め、街に出て思い出の場所をさまよい歩く。そして店の窓越しから翔を見かけ、完全に記憶が戻るのだった…。
写真でアイそっくりの人物と一緒に写っていた少女は、原作漫画(約25年前の世界)に登場した山口夏美でしょう。彼女は当時、疎遠状態であった弄内洋太と天野あいを再会させた人物であり、清水浩司の彼女でした。本作ドラマではその辺の事情に触れるのでしょうか。気になるところです。
翔は今のところ、叔父・洋太と同じような経験をしています。でも洋太の時と違って、ピュアな心の持ち主にだけ見える不思議なレンタルビデオショップを営む組織『GOKURAKU』が登場していません。ここまでくると、新舞貴志や『NEO GOKURAKU』のおじいさんの登場も期待してしまいます。なにはともあれ今後の展開も気になります。