侠飯 おとこめし (生瀬勝久さん)

namasekatsuhisa07

生瀬勝久さんは、テレビ東京系列の毎週金曜深夜の「ドラマ24」枠にて放送されている連続ドラマ『侠飯~おとこめし~』に柳刃竜一 役で出演しています。
昨日は第3話が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
就職活動が難航している大学4年生の若水良太(柄本時生さん)は、ある日自宅アパート付近でヤクザの抗争に巻き込まれ、ひょんなことから柳刃組組長・柳刃竜一(生瀬勝久さん)と若頭・火野丈治(三浦誠己さん)をかくまうはめになる。柳刃はきれい好きで妙に“食”にうるさい男。「キッチンは俺のシマだ」と言い、ろくな材料がなくても工夫して絶品料理を作ってしまう。柳刃いわく「俺たちの稼業はいつ死ぬか分からない。だからいい加減なものを食いたくないだけだ」とのこと。
良太は、柳刃と火野から自分たちをかくまっていることが知られたら殺すと脅されていた。そんな中、良太の大学の友人・結城春菜(内田理央さん)、米倉信也(高畑裕太さん)、塩之谷洋介(戸塚純貴さん)がいきなり良太宅を訪問。最近良太の様子がおかしくて何か裏があると考えたからだ。
春菜たちに柳刃と火野を見られて慌てた良太は、柳刃のことを料理人として働いている叔父、火野はその部下で、出張中のため滞在していると嘘をつく。良太がなんとか追い返そうとするが、柳刃たちのことを“居座り屋(=借金の取り立てに来て、返済が終わるまで居座る連中)”ではないかと疑う洋介は、「叔父さんたちに何か作っていただいてもいい?料理人なら簡単にパパッと作れますよね?」と言って挑発するのだった…。
洋介は、柳刃から頼まれたものと違う食材をわざと買ってきました。対応できずに料理人ではないことを白日の下に晒すためです。でも柳刃は洋介の挑戦を受けて立ち、ちぐはぐな食材を使って見事な絶品料理を作りました。洋介は柳刃の料理の味、技術、知識に感心し、ひとまず納得しました。
今回は、生まれながらにしてお金持ちである洋介のことを羨む春菜に向けて、柳刃が「誰でも自分の家の味が一番口に合う。だからよその味を羨ましがる必要はない」と、料理の話に例えて言っていたのが印象的でした。
就職活動中で迷いを抱えている良太は、柳刃の生き様・考え方を知って、自分が今後どう進むべきかのヒントを得ていくようです。意外な食材の組み合わせで作られる美味しそうな“侠飯”も興味深いですし、今後の展開も楽しみです。
原作は、福澤徹三さんの同名小説です。