HOPE 期待ゼロの新入社員 (中島裕翔さん)

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Hey!Say!JUMPの中島裕翔さんは、フジテレビ系列の毎週日曜夜9時枠にて放送されている連続ドラマ『HOPE~期待ゼロの新入社員~』に一ノ瀬歩 役で出演しています。
昨日は第2話が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
一ノ瀬歩(中島裕翔さん)は、幼い頃からの夢だった囲碁のプロ棋士に挫折し、知人のつてで総合商社・与一物産で採用最終試験である1カ月のインターンに取り組んでいる。
採用の合否を大きく左右するのは、2人1組となって披露する最終日のプレゼン試験だ。一ノ瀬はそのパートナーを、人見将吾(桐山照史さん)と組むことを決める。人見は、プレゼンのテーマを『文化と貿易』と勝手に決め、資料作りを一ノ瀬に一任する。
そんなある日、一ノ瀬の所属する営業3課の課長・織田勇仁(遠藤憲一さん)は、大手スーパーチェーンの社長・宮脇和久(温水洋一さん)が中学時代の同級生だと知り、一ノ瀬を連れて商談に赴く。しかし、宮脇は他の打ち合わせにかかりきりで、参考資料を織田から受け取ると一旦退席。1時間ほど経ってから戻ってきたが、次の約束があるからまた連絡すると言って織田の話を聞かなかった。
社に戻った一ノ瀬は、主任の安芸公介(山内圭哉さん)から、同級生だとかえって商談がやりにくいという話を聞き、同級生ならうまくいきそうですねと織田に軽はずみに言ってしまったことを悔いるのだった…。
プレゼン試験にて専務の鷹野義郎(風間杜夫さん)から「君はパートナーに物を売るとしたら、何を売る」と質問された際に一ノ瀬が答えた言葉が印象的でした。
一ノ瀬は「僕たちは毎朝スーツを着て、満員電車に乗り、同じ道を歩いてこの職場にやって来ます。出勤してからは、メールのチェックや会議の準備、電話対応、商談と休む暇もありません。急なトラブル対応に迫られることだってあるし、厳しい上司から叱られることだってあります。時には下げたくもない相手に頭を下げることだって。社会に出てからは、人生のほとんどの時間を仕事に費やします。そして、それと同じ時間だけスーツを着てるんです。スーツはここで戦うための戦闘服です。同期と競い合ったり、仲間と助け合ったりしながら、家族を守るために、自分を成長させるために、どんなに辛くても歯を食いしばって働き続けなきゃいけません。誰もがここで必死に戦ってるんです。だけど1人で戦ってるわけじゃありません。仕事は共同作業です。自分が持っているものは与え、持っていないものは分け与えてもらう。互いに補い合うことで仕事は成り立っているんです。スーツは決して個性を殺すものじゃなく、仲間の証しなんです。僕はここで一緒に戦う仲間として、人見君が持っていないこのスーツを売ります」と言ったのです。
満足な社会経験も学歴も無い中、組織の一員として認めてもらえるよう、ひたむきに仕事に向き合う一ノ瀬。そんな彼は最終試験に合格して正式に営業3課に配属されました。また新しい扉を開いたのです。扉の向こうには新たな戦い、本当の戦いが待ち受けているようです。今後の展開も楽しみです。
原作は、2014年に韓国のケーブルテレビ局で放送された連続ドラマ『ミセン-未生-』です。