HOPE 期待ゼロの新入社員 (瀬戸康史さん)

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瀬戸康史さんは、フジテレビ系列の毎週日曜夜9時枠にて放送されている連続ドラマ『HOPE~期待ゼロの新入社員~』に桐明真司 役で出演しています。
先日は第6話が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
同期である営業3課の一ノ瀬歩(中島裕翔さん)や資源2課の香月あかね(山本美月さん)たちが結果を出し始める中、鉄鋼2課の桐明真司(瀬戸康史さん)はなかなか前に進めず、いらだちを隠せない。
ある日、あかねから刺激を受けた一ノ瀬は、新規事業の企画を考えて営業3課内でプレゼンする。しかし、課長・織田勇仁(遠藤憲一さん)から「モノを売る根本が理解できていない」と酷評される。そこで一ノ瀬は、一万円を元手に商品を仕入れてそれを売って利益を出してくるという営業課恒例の研修を命じられる。営業3課主任の安芸公介(山内圭哉さん)からその話を聞いた鉄鋼2課主任の結城雅治(丸山智己さん)は、部下の桐明もその研修に参加させたいと申し出る。
かくして一ノ瀬と桐明は、一緒に研修の課題に取り組むことになるのだった…。
単調で地味な業務しか与えられず、自分のやるべき仕事ではないと苦悩する桐明は、高卒でコネ入社なのに徐々に活躍し始める一ノ瀬に対し、入社までの自分の努力をすべて否定されるような思いを抱くようになって敵対心をあらわにします。でも、一ノ瀬がプロの棋士を目指していたことや、家庭の事情でアルバイトを掛け持ちしたことによって成績が下がって、そうこうするうちにプロ試験の対象年齢を越えてしまって断念せざるを得なかった事実を知って、一ノ瀬に対する見方が変わりました。そして、そんな一ノ瀬と研修の課題に取り組むことによって、基本の大切さ、やり続けることの大切さを学んだようです。研修後、桐明は、上司の結城が基本から丁寧に教え込もうとしてくれていたことに気付き、素直に結城に教えを請いました。それから、今いる場所で諦めずに頑張り続けようと決心し、転職活動をやめました。桐明の成長が感じられてよかったです。
一ノ瀬は新規事業の企画が認められたものの、「契約社員は企画の担当者にはなれない」という会社のルールに阻まれてしまいます。しかも「与一物産では高卒の人は正社員にはなれない」という事実を突き付けられてしまいました。そこで織田課長は、一ノ瀬の企画を営業3課の企画として進めることによって一ノ瀬の気持ちを汲み取りました。織田課長、結城、一ノ瀬は一丸となって新規事業のスタートに向けて動き出します。ところが3カ月後、いよいよ新規事業が始まるという時に、小売業者が倒産するという予想外の危機に見舞われました。一ノ瀬は、自分たちで売るという斬新なアイデアを出します。でもそれは商社の暗黙のルールを破る行為で様々な軋轢が生じるものでした。それでも織田課長はそれに同調して断行することを決定。役員会でプレゼンすることになり、再び営業3課は一丸となって準備を進め、一ノ瀬のアイデアや織田課長のプレゼン力のおかげもあって、役員会で小売り事業企画の承認を得ることに成功しました。役員会後に織田課長が一ノ瀬に話した「会社では耐えた者が勝つ。必死で踏ん張ったその先に希望があるんだ」という言葉が印象的でした。
専務の鷹野義郎(風間杜夫さん)は、営業3課の新たな戦力として江部徹(宮川一朗太さん)を送り込みました。江部はなにやら一癖も二癖もありそうな人物です。今後の展開も気になります。