脳にスマホが埋められた! 最終回 (新川優愛さん)

shinkawayua

新川優愛さんは、日本テレビ系列の毎週木曜深夜の「木曜ドラマ」枠にて放送されていた連続ドラマ『脳にスマホが埋められた!』に石野柳子 役で出演しました。
一昨日は最終回(第11話)が放送されました。
●導入部のあらすじと感想(ネタバレ注意)
折茂圭太(伊藤淳史さん)は、石野柳子(新川優愛さん)が『エグザルトン』社長の黒部仁(岸谷五朗さん)の娘であることを突き止めて柳子に直接訊ねた。
そんな中、黒部の奇妙な動作を目にした安田部々香(安藤なつさん)は、「黒部社長もスマホ人間なのかもしれない」と圭太と柳子に報告する。
その夜、柳子は圭太に黒部の娘であることを隠していたことについて改めて謝罪した。それから復讐の本当の動機を語った。『エグザルトン』はもともと、柳子の母・修子と黒部の2人で立ち上げたブランドだった。会社が大きくなり始めた頃、修子は柳子を出産。でもその頃が黒部の浮気の全盛期で、修子が会社に復帰した時には、黒部は修子がデザインした服を、当時愛人だったデザイナーが作ったものとして商品化したとのこと。それから修子はデザイナーも会社も辞め、黒部とも離婚した。柳子は母の無念を晴らすために復讐したいのだ。
翌日、圭太は黒部の目の前でメッセージを送り続け、その反応から黒部がスマホ人間であることを確信する。そして「近々お話がしたいです」というメッセージを黒部に伝えるのだった…。
黒部と柳子の関係と、圭太と娘・愛花(高嶋琴羽さん)の関係がリンクして描かれていて見事だと思いました。
多少強引な面もありましたが、圭太の手首の金色の毛や、黒部が水木花店経由で資金を送っていた謎の団体『SPMB』、柳子の高額な貯金、謎のブランド『PSJ』、スマホ人間の失踪など、色々な伏線が回収されていてすっきりしました。
部々香や総務課の社員たち、シェアハウスの同居人・田西譲司(岡田龍太郎さん)などもいい味を出していてよかったです。
そして結末も意外で面白かったです。脳内スマホの機能を研究し、その可能性を最大限に引き出し、その力で地球の平和を守るために黒部が結成した“スマホマンブラザーズ(=SPMB)”。圭太はその一員“スマホマングリーン”として活動することになりました。“正義の味方”とマフラーに伊藤淳史さんで、なんだか 『仮面ノリダー』のチビノリダーが思い出されました。