秘密諜報員 エリカ (杉本哲太さん)

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杉本哲太さんは、日本テレビ系列にて毎週木曜深夜の木曜ミステリーシアター枠において放送されている連続ドラマ『秘密諜報員 エリカ』に戸塚宗一 役で出演しています。
昨日は第12話が放送されました。
●あらすじと感想
高橋エリカ(栗山千明さん)には、高校生の時に両親を事故で亡くし、グレて粋がっていたところ不良に絡まれて、戸塚宗一(杉本哲太さん)に助けてもらい、命を拾われスパイとして厳しい訓練を受けたという過去がありました。
戸塚には、内閣情報調査室時代に、ある事件の情報を不正に外部に漏らした疑いを持たれ、表向きは責任を取る形で辞めさせられたという過去があり、現在も海外の組織や謎の女性と接触しているらしくなにやら怪しいです。エリカは、元上司であり戸塚の同期でもある内閣情報調査室特別調査部部長・犬飼真人(神保悟志さん)に頼まれ、戸塚のことを調べていました。
そんな矢先、戸塚が接触していた謎の女性・イリーナが射殺され、その現場から戸塚が逃げ去っていくのをエリカと犬飼が目撃します。犬飼の情報からすると戸塚は完全に黒。危険との理由で手を引くよう犬飼から命じられていたエリカでしたが、本当に戸塚が裏切り者なのかどうか自分自身で確かめようと、アルバイトの大学院生・園田純平(井出卓也さん)とともに動きだしました。
実はエリカはイリーナの手から落ちたUSBに気付き、犬飼の目を盗んで持ち帰っていました。それをいわばエサにして、エリカは戸塚と会うことに成功し、事件のことを問い詰めます。犯人に仕立て上げられたことを主張する戸塚ですが、事件の核心については頑なに口を閉ざします。戸塚はUSBを渡すよう拳銃を向け、エリカはそれを拒否し、以前戸塚にプレゼントされたアーミーナイフを突きつけます。そこへ巡回中の警官が現れ、戸塚は足早にその場を立ち去っていきました。
後日、探偵事務所に発炎筒が投げ込まれ、USBを狙ってロシア系の外国人たちが押し込んできますが、エリカと純平は返り討ちにしてUSBを守りきりました。やはり事件の鍵を握ると思われるUSBですが、ロックがかかっていて開くことができません。エリカと純平は危険を覚悟で内調に忍び込み、情報処理室のコンピュータを利用してUSBのロックを解除することに成功しました。
USBには何者かとロシア側の通話記録がありました。機密情報を漏らしている犯人と思われるその携帯番号の主は、戸塚ではなく犬飼でした。そこへ内調に忍び込んだのがエリカだと知った犬飼から電話が来ます。犬飼はなんとエリカの義理の息子・航太郎(谷合純矢さん)を誘拐していました。犬飼は、エリカたちが盗んだ情報と、戸塚の死体を持ってこなければ航太郎の命はないと告げるのでした…。
最終回に向けて物語が大きく動きだしました。戸塚はエリカたちを巻き込みたくなくて事件のことを話さなかったということでしょうか。
夫・良介(東根作寿英さん)は、エリカが嘘をついて外出していることを知って、いよいよエリカの行動に不信感を抱き、高橋家に不穏な空気が漂い始めました。そんな空気を察してか、航太郎の態度もおかしいです。エリカは無事、良介と航太郎に受け入れてもらえるのでしょうか。次回はいよいよ最終回です。