美丘-君がいた日々- (谷原章介さん)

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谷原章介さんは、日本テレビ系列にて毎週土曜夜9時から放送されている連続ドラマ『美丘-君がいた日々-』に高梨宏之 役で出演しています。
昨日は第7話が放送されました。
●あらすじと感想
お互いの両親の理解を得て、楽しい同棲生活を送る峰岸美丘(吉高由里子さん)と橋本太一(林遣都さん)でしたが、美丘の病気は刻一刻と進行して、ついに手足の麻痺が起こってしまいました。美丘たちは、運動機能障害があらわれると病気の進行はとても早くなると聞かされていました。美丘はショックで取り乱し、自分が生まれてきた意味があるのかと思い悩みます。そんな中、美丘の主治医・高梨宏之(谷原章介さん)の娘が2年前に7歳で亡くなったことが明かされます。生まれつき心臓に欠陥があった娘は、2度も大きな手術を受けて、まるで痛い思いをするために生まれてきたみたいだったと高梨は言います。でも、そうじゃないと教えてくれたのは娘でした。思い出すのは娘が苦しんでいる姿ではなく笑顔で、娘は7年間しか生きることができなかったけど、自分と妻に一生分の幸せをくれたんだと高梨は美丘に話します。そして、だから僕は、どんな命にも生まれてきた意味は必ずあると信じていると言いました。その言葉に心を打たれた美丘は、あとどのくらい自分が自分らしく生きていられるのかを尋ねます。その答えは、長くてあと数カ月というものでした。それでもまだきっと自分にできることがあるんだよねと涙ながらに微笑む美丘に高梨も頷きます。将来の治療研究のデータ収集を目的に美丘を一刻も早く入院させるよう教授の池上(升毅さん)に言われていた高梨でしたが、医者である前に1人の人間として考えることができなければ、人の命を預かる資格はないという考えから、美丘の意思を尊重して退院させました。
美丘はその夜、自分が生きてきたことの証人になってほしいと太一に言いました。太一は分かったと言い、でも2人で一緒に生きるんだと念を押しました。自分が自分でなくなることよりも、そのことで太一が自分を愛してくれなくなってしまうんじゃないかということが怖いという美丘の心の声。これから運動機能障害もそうですが、記憶障害もさらに進行していくのでしょう。今後も美丘が自分の意思を通していく様子や、太一がどう受け止めていくのかを見届けたいと思います。