卒うた 道 (国仲涼子さん)

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国仲涼子さんは、フジテレビ系列にて4夜連続放送のスペシャルドラマ『卒うた』に出演しました。
昨日はその“卒業”をテーマにした4つの話のうちの2つ目、第2夜「道」が放送されました。
●あらすじと感想
EXILEの「道」がテーマです。結婚を間近に控えた娘・山崎真理子(国仲涼子さん)と父・啓一(平田満さん)の姿を通して、家族の絆を描いたお話でした。
啓一は結婚を許し、結婚相手である桜木健太(大倉孝二さん)を非の打ち所のない青年と言いながらも、頑なに結婚式への出席を拒みます。その理由は亡き妻で真理子の母・弓江(手塚理美さん)との約束にありました。それは啓一が泣くと真理子が悲しむから、真理子の前では涙を見せないというものでした。啓一は真理子が山崎家を卒業する結婚式で、涙を流さない自信がなかったので、結婚式への出席を拒んでいたようです。結婚式で新婦の父親が涙を流すのと、唯一の親族が結婚式に出席しないのとを比較すると、どちらが真理子にとって悲しいのかは容易に想像がつくので、結局のところ、啓一は娘が巣立っていくのを見送るのが寂しくて嫌だったのでしょう。真理子の「お父さんと一緒にバージンロードを歩きたい」という願いを叶えるため、啓一は結婚式に出席しました。今まで歩んできた過去の道、バージンロードを父・啓一と一緒に通った真理子は、今度は新郎・健太と一緒に未来へと続く道を歩き始めます。派手さは無いものの、心が温まるお話だと思いました。

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