死神くん (大野智さん)

ohnosatoshi06

嵐の大野智さんは、テレビ朝日系列の毎週金曜深夜の「金曜ナイトドラマ」枠にて放送されている連続ドラマ『死神くん』に死神くんこと死神413号 役で出演しています。
先日は第1話が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
美貌が取り柄の高校生・小林真実(高田里穂さん)は、火災事故で顔に大きな火傷を負い、失明してしまう。自分の将来に絶望した真美は、病院の屋上から自ら身を投げる。ところがそこに黒いスーツに蝶ネクタイ、黒い帽子をかぶった男・死神くん(大野智さん)が現れ、まだ死ぬ運命ではないとの理由で助けられる。
まもなく死を迎える人間に死の予定日を宣告し、魂を霊界に送る役割をしている死神くん。彼の今回の本当のターゲットは、真美の友人・大西福子(大原櫻子さん)だった。火傷のせいで男子に見向きもされなくなってしまった真美を、福子だけが毎日のように見舞っていたのだ。そんな福子に、死神くんは、余命があと3日であることを伝え、残りの時間を自分のために生きた方がいいと告げるのだった…。
死神くんの決めゼリフは「おめでとうございます!お迎えにあがりました」です。彼は死を迎える人間を見守ったり、自殺などの想定外の死者を出すことの阻止も仕事の一つのようです。
死神業を始めたばかりで新米の死神くんは、ちょいちょい人間寄りの判断をしがちで、第1話でもそのために冥界のルールを破ってしまい、監死官(桐谷美玲さん)に叱責されてしまいました。でもそんなところが一般的に連想される怪しげな死神像と違っていて面白いです。
物語は1話完結で、人間側の登場人物は毎回異なるようです。愛嬌があってお茶目な死神くんですが、前述のように叱ってくる上司がいて、どことなくサラリーマンのような悲哀も漂っています。そんな彼は死神でありながらも“生きることの尊さ”を投げかけてくれたりしてくれそうです。
原作は、えんどコイチ氏の同名漫画です。