使命と魂のリミット (舘ひろしさん)

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舘ひろしさんは、NHKの土曜ドラマスペシャル枠にて放送されている『使命と魂のリミット』に西園陽平 役で出演しています。
一昨日は前編が放送されました。
●あらすじと感想
大学病院に勤務中の心臓外科医を目指す研修医・氷室夕紀(石原さとみさん)は、11年前、元刑事の父・健介(永島敏行さん)が心臓手術を受けながらその最中に命を落とすという過去をもっていた。そして今、彼女を指導するのが、父の手術の執刀医だった西園陽平(舘ひろしさん)である。夕紀は父の死に納得が行かず、しかも今、母・百合恵(高島礼子さん)が西園との再婚を希望していることに複雑な思いを抱えていた。
一方、看護師・真瀬望(倉科カナさん)と付き合っているエンジニア・直井穣治(速水もこみちさん)は、何も知らない彼女に協力させて病棟を偵察したりして、ある復讐を企てているようである。
そんな折、夕紀は「隠ぺいしている医療ミスを公開しなければ、我々は病院を破壊する」という脅迫状を発見する。警視庁捜査一課の七尾行成(吹越満さん)らも駆けつけ、警察の捜査が始まるが、犯人の仕掛けた発炎筒で騒ぎが起きるなど、脅迫は現実味を帯びてきた。患者たちは次々と転院していくが、患者の1人であるクラマ自動車社長・島原総一郎(中尾彬さん)は、名医と名高い西園による心臓手術を受けることを強く希望し、転院しようとしない。西園は夕紀に島原の手術への参加を命じる。
そんな中、夕紀は、父の元部下だったという七尾から、父が突然刑事を辞めた理由は、シンナー容疑の少年をパトカーで追跡した際に、その少年がトラックに衝突して死んでしまい、その責任を取るためだったことを聞く。さらにふとしたきっかけでその少年はなんと西園の息子だったことを知る。当時、西園は有紀の父・健介が自分の息子を死に追いやった警察官だと知っていて手術をしたのだ。あの手術には本当に何の問題もなかったのかと夕紀はますます疑惑を深め、悲しみに打ちひしがれるのだった…。
原作は東野圭吾さんの同名小説です。
脅迫犯の真の目的、夕紀の父の死の真相が気になります。
夕紀の父の「人は誰でも使命を持っている」というセリフが印象的でした。“使命とは何か?”といったことも考えさせてくれそうです。