ランナウェイ (市原隼人さん)

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市原隼人さんは、TBS系列にて毎週木曜夜9時から放送されている連続ドラマ『ランナウェイ~愛する君のために』に葛城アタル 役で出演しています。
先日は第1話が放送されました。
●あらすじと感想
本当は無実の罪だが、それぞれの事情で九州北刑務所に収監されていた葛城アタル(市原隼人さん)、河島龍之介(塚本高史さん)、滝本空哉(上田竜也さん)、加賀美瞬(菅田将暉さん)。娘が難病に侵されたと知ったアタルをはじめ、彼らにはそれぞれ退所時期を待っていられない事態が発生していた。
アタルは独居房が同室の山田勝次(竜雷太さん)から脱獄の方法があると聞き、山田と共に脱獄を計画する。計画には脱獄経路の工場内部を知る空哉、電気回線に詳しく、逮捕前に隠した大金を山分けしてくれるという瞬、そして、計画を聞きつけた龍之介も加わることになった。山田は最終段階で脱獄を断念したものの、山田のおかげでアタルたちは無事に脱獄を果たす。
一方、アタルが関わった5年前の事件を担当していた元刑事・柳川孝太郎(渡哲也さん)は、現在は定年退職して自転車駐輪場の管理員をしているのだが、アタルの脱獄を聞きつけて疑問を感じ、アタルの事件を再捜査し始め、関係者に接触する。
アタルたちは逃走中に、ひょんなことから小学1年生の少女・宮本サクラ(熊田聖亜さん)と出会い、一緒に東京を目指すことになるのだった…。
突っ込みどころはかなりありますが、手に汗握る逃走劇がなかなか面白いです。アタルたちは時に衝突しながらも、それぞれの目的を成し遂げるために結束します。本当は無実の罪とは言え、刑が確定して服役中の人たちが脱獄して警察に追われているわけですから、物事の捉え方を誤ると大変なことになりますが、誤解を恐れずに言えば、彼らの希望を持って未来を切りひらこうとする“勇気”や“行動力”には目を見張るものがあります。これからもっと具体的に描き出されるであろう“理不尽な社会への反抗”や“支え合う大切さ”にも注目したいと思います。