グ・ラ・メ! 総理の料理番 (滝藤賢一さん)

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滝藤賢一さんは、テレビ朝日系列の毎週金曜深夜の「金曜ナイトドラマ」枠にて放送されている連続ドラマ『グ・ラ・メ!~総理の料理番~』に古賀征二 役で出演しています。
先日は第7話が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
フランス・パリの市長、フランソワ・ルセル(アラン R)が来日し、“食育”について内閣総理大臣の阿藤一郎(小日向文世さん)と話がしたいと要請する。しかもルセル市長は自身と親交の深い三戸レストラングループ代表・三戸耕平(半海一晃さん)に仕切らせてほしいと言う。三戸が食材を手配し、メニューを考案してシェフも連れて来るとのことだ。
阿藤総理と政務秘書官・古賀征二(滝藤賢一さん)は不安を覚える。なぜなら三戸は阿藤総理に恨みを抱いていると考えられるからだ。14年前、まだ阿藤が中堅議員時代に食品偽装問題を厳しく糾弾したことがあり、その際に三戸グループは大打撃を受けたのだ。
逆恨みゆえにタチが悪いと考えた古賀は、一木くるみ(剛力彩芽さん)と田村友和(三宅弘城さん)をアシスタントとして三戸の厨房に送り込み、何か良からぬ動きがあったら報告するよう命じる。
三戸レストラングループは、ファミリーレストランから高級レストランまで和・洋・中いくつもの店舗をプロデュースしている。いわば日本のレストラン王である三戸は、4年前に都知事選にも立候補しており、次の選挙にも立候補するという噂もあるのだった…。
なんと古賀には、帝都ホテルのレストランで料理人として働いていたという過去がありました。しかし、インターネット上の古賀の公式プロフィールには料理人として働いていた頃の経歴が書かれていません。そのことを突き止めた三戸は、マスコミに経歴のことがバレると色々詮索されるとして阿藤総理に脅しをかけてきました。そして経歴の件を伏せる代わりに、都知事選の際に自分を支援してほしいと要求。しかし阿藤総理はそれを拒否し、事実を語りました。それは古賀は職場で産地偽装に気付いた後、何度も止めるよう訴えるもホテル側に聞き入れてもらえず、仕方なく当時自分の料理を気に入ってくれていた阿藤に告発したということです。それでも世間はそのように好意的に見ないとして食い下がる三戸に対し、阿藤総理は「選挙資金を作るためにあなたが裏ですでに行っている数々の行い、自らの手を黒く染め私の周辺を調べ上げていること、それら一切を公表します」と逆に脅しました。さすがに三戸は断念したようです。
これで一件落着かと思われましたが、古賀は、また三戸のように自分の過去を勘ぐる者が出てきて阿藤内閣を危機に陥れかねないとして、阿藤総理に辞表を提出しました。
次回は最終話です。官邸グラン・メゾンの存続をめぐってどのような話が展開されてどう決着がつくのか楽しみです。

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