一昨日、NHKスペシャル「メガヒットの秘密~20年目のB’z~」が放送されました。
私はB’zファンでもあるので、もちろん視聴しました。
●内容と感想
日本で一番CDが売れているバンド・B’zのヒットの秘密に迫るドキュメント。2008年3月の新曲のレコーディングから、9月21日に終了したライブツアー(70万人を動員)まで半年間にわたる密着取材をTVで初めて敢行。これまで秘密のベールに包まれていたメンバーの素顔に迫る。また、初めてのロングインタビューでは、B’z自身の口からさまざまな真実が語られる。
B’zがテレビ番組に出演するのは、昨年12月21日の「ミュージックステーション スーパーライブ2007」以来で、NHK出演は2007年5月19日放送の「MUSIC JAPAN」以来となります。
「B’zはなぜ売れるのか?」との質問に、松本孝弘さんは「野生の勘」だと答え、稲葉浩志さんは「とにかく手を抜いてない姿を見せるというテーマでやっているので、そこが伝わっていれば何らかの結果が出てくるんじゃないかな」と答えました。
一見、相反するような答えが出てきましたが、松本さんの言うところの「野生の勘」、つまり、自分の感覚がOKを出すまで妥協しないという姿勢は、とても凄くて、稲葉さんの言うところの「手を抜いていない姿」と重なりました。そして、稲葉さんも凄い。松本さんが一言で言うと「ストイック」と表現していたように、喉の管理や体力の維持への努力はすさまじいものがありました。
番組は、「B’zはなぜ売れるのか?」という問いに対し、「愚直な努力をこつこつと積み重ねる2人の姿だった」という答えを導き出しました。もちろん、答えを1つに絞れるような問いではありませんが、大きな要因の1つとして、私もその結論に納得です。
スタジアムライブの最終日、ちょうど20年前B’zがデビューした9月21日。稲葉さんはライブに来たファンの人たちに、最後に「いっぱい勉強して、いっぱい練習して、また戻ってきます!」と語りかけました。今後のB’zの活動も目が離せません。