シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム

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ロバート・ダウニー・Jrは、映画『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』(Sherlock Holmes: A Game of Shadows)にシャーロック・ホームズ役で出演しています。同作は、アーサー・コナン・ドイルの同名のキャラクターに基づいた映画『シャーロック・ホームズ』の続編です。監督は、前作に引き続きガイ・リッチーが務めています。
先日、劇場に観に行きました。
●導入部のあらすじと感想
ヨーロッパ各地で謎の連続爆破事件が発生する。真犯人も分からず人々が不安を募らせる中、シャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)は事件の黒幕を見抜いていた。
そして、その人物に対峙しようとしていた矢先、ジョン・ワトソン医師(ジュード・ロウ)が訪ねてくる。ホームズは自身が解き明かした黒幕をワトソンに告げる。それは、表向きは高名な数学者にして温和な人格者であるモリアーティ教授(ジャレッド・ハリス)だった。彼にはヨーロッパ最強の頭脳犯という裏の顔があり、自らは手を汚さず、緻密な計画によってすべての証拠を隠滅していた。
モリアーティを阻止せねばヨーロッパ社会が崩壊すると考えてホームズが動いていたところ、モリアーティの魔の手はやがてホームズの助手であるワトソンとその妻・メアリー・モースタン(ケリー・ライリー)にまで及ぶ。
モリアーティは、ヨーロッパ中に巧妙な罠を仕掛け、ホームズとワトソンを追い詰めていくのだった…。

前作に引き続き、ホームズ役のロバート・ダウニー・Jrとワトソン役のジュード・ロウが、抜群の相性で見事なコンビネーションをみせてくれます。ホームズとワトソンの軽快な掛け合いやスタイリッシュな映像は、これぞ娯楽映画という感じで面白いです。一応謎解きとアクションが融合していますが、前作以上にアクションに重点が置かれています。私が特に興奮したのは、ワトソンの新婚旅行中の列車内でのアクションシーンと、ホームズたちが武器工場から脱出する際に森を駆け抜けるシーンです。
個人的に寂しかったのは、前作でヒロインを務めたアイリーン・アドラー(レイチェル・マクアダムス)が序盤でお役御免となってしまうことです。今回のヒロインはシムザ・ヘロン(ノオミ・ラパス)で、ホームズが彼女は重大な鍵を握る存在であると考えたことから、行動を共にしていくこととなります。新キャラクターで印象的だったのはホームズの兄であるマイクロフト(スティーヴン・フライ)です。マイクロフトはホームズに勝るとも劣らない変人ぶりをみせてくれます。
もちろんホームズは天才的な観察眼と推理力を発揮しています。何気なく映っていたものに実は意味があって、推理のシーンでそれらがフラッシュバックする見せ方は見事です。ホームズの格闘前の脳内シミュレーションも健在で、本作ではモリアーティとの直接対決で意外な展開をみせます。タイトルにはそうしたホームズとモリアーティの頭脳同士の影の勝負という意味と、ヨーロッパにおける影の駆け引きという意味も込められているのかもしれません。当時は今にも戦争が起きそうな状態で、ヨーロッパ各国は腹の探り合いをしていたようです。モリアーティの“人間は争いを好む”といった言葉も印象的でした。

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