ブルドクター (江角マキコさん)

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江角マキコさんは、日本テレビ系列にて毎週水曜夜10時から放送されている連続ドラマ『ブルドクター』に大達珠実 役で出演しています。
昨日は第1話が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
2年3カ月のアメリカ留学から帰国した法医学者の大達珠実(江角マキコさん)は、上都大学教授・武田伸生(小日向文世さん)に招かれ、同大学法医学教室の特任准教授に就任する。
就任初日、自転車で通勤中の珠実は、初老の男性がジョギング中に倒れる現場に遭遇する。男性は病院に搬送後に死亡が確認された。所轄のキャリア刑事・釜津田知佳(石原さとみさん)は、状況から心筋梗塞の発作による病死と見なす。しかし珠実は「解剖してみなければ正確な死因は分からない」と死因不詳を主張。業を煮やした知佳は、顔なじみの(実は知佳が交際している)准教授・名倉潤之助(稲垣吾郎さん)を呼び、知佳の意向に従った「病死」という死体検案書を書いてもらうのだった…。
珠実は“死因究明”に強い信念を持ち、真相究明のために突き進む姿はまるでブルドーザーのようです。そんな彼女が司法解剖率の極端に低い日本の慣例にメスを入れ、法医学の見地から犯罪を暴いていくようです。
珠実には外科医の夫・高広(市川亀治郎さん)と小学生の息子・康介(青木綾平さん)がいます。仕事ではバリバリやる珠実ですが、家庭では料理があまりできず、子どもの気持ちもなかなか分かってあげられない悩み多き主婦のようです。
第1話では、殺人と思われた事件が事故死で、病死と思われた事件が殺人でした。いずれも珠実のおかげで判明しました。通常、警察が検視の結果により犯罪性がないと判断すれば、遺体は法医学者の目に触れることはありません。多くの遺体が司法解剖されず、犯罪の可能性が見落とされているかもしれないという現実があるのです。
死の裏に秘められた様々な人間模様も描かれていて、いろいろと考えさせられる作品でもあるようです。