BLEACH (福士蒼汰さん)

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映画『BLEACH』は、久保帯人さんによる同名漫画を実写映画化した作品です。『GANTZ』、『図書館戦争』シリーズなどの佐藤信介監督がメガホンを取っています。
福士蒼汰さんは黒崎一護 役で出演しています。
先日、劇場に観に行きました。
●導入部のあらすじと感想(ネタバレ注意)
高校生の黒崎一護(福士蒼汰さん)は、子どもの頃に母・真咲(長澤まさみさん)が不可解な死に方をしたことが忘れられずにいた。一緒にいた自分が守ってやれなかったせいだとして悔やんでいるのだ。
父・一心(江口洋介さん)と幼い妹・遊子(平澤宏々路さん)と夏梨(安藤美優さん)と暮らし、幽霊が見えること以外は普通の生活を送っていた一護だったが、ある晩自らを“死神”と名乗る少女・朽木ルキア(杉咲花さん)が現れたことで一変する。“虚〈ホロウ〉”と呼ばれる悪霊が襲ってきたのだ。虚の狙いは霊圧の高い人間の魂だった。ルキアはそれを見越して霊圧の高い人間のもとへやって来たのだ。一護は遊子が虚にさらわれて追いかける。ルキアが虚と戦うが利き手をやられ、このままでは全員殺されてしまう状況に陥る。ルキアは最後の手段として一護に死神の力の一部を分け与えることを提案し、一護はそれを受け入れて死神となって虚を退治した。
翌日、一護のクラスメイトになりすましたルキアは一護から死神の力を取り戻そうとしたが、今の一護の霊圧では、そのまま実行すれば一護の肉体が耐えきれず死んでしまうことが判明して中止する。そして、霊圧が高くなるまで死神代行を務めるよう一護に迫るのだった…。

本作は、原作漫画の「死神代行篇」に当たる部分をベースに映像化されています。
主人公の一護は、大切な母親を守ることができなかったという思いを抱え、苦しみながらもある意味それを原動力にして生きています。すなわち、今度こそ家族や仲間たちといった大切なものを守るという熱い思いを持っているのです。そんな一護の「赤の他人のために命を懸けるほど立派な人間じゃねえが、目の前の困ってる奴を放っておくほどクズでもねえ!!」という言葉が印象的でした。そして大切なものを守るために、何度打ちのめされても這い上がり続ける一護の姿に胸を打たれました。
一護とルキアのバディ感もよかったです。身長の高い一護と低いルキアの凸凹コンビが、口喧嘩などして衝突しながらもだんだん距離が縮まっていってお互いにかけがえのない存在となっていくところや、一護を助けるためにルキアが最後に取った行動・言葉など、相手を思いやる心が感じられて感動的でした。一護と石田雨竜(吉沢亮さん)の関係性もよかったです。熱い性格の一護とクールな雨竜が、最初は敵対関係でありながら、同じ目的のために共闘することになります。ベタな流れではありますが心が躍りました。
そしてやはり何と言ってもアクションも見応えがあってよかったです。冒頭で住宅街に虚が出現してルキアと一護が立ち向かうシーンも印象的でしたが、やはり終盤で駅前ロータリーにて展開されるアクションシーンが凄かったです。実は一護にとって因縁の相手だった虚“グランドフィッシャー”と一護との戦いはもちろんのこと、CGアクションよりも肉弾戦がメインだった一護と死神・阿散井恋次(早乙女太一さん)との戦いも見応えがあって興奮しました。[ALEXANDROS]の主題歌や挿入歌も、作品の世界観にマッチしていてよかったです。