白い春 (白石美帆さん)

shiraishimiho

白石美帆さんは、フジテレビ系列にて毎週火曜夜10時から放送されている連続ドラマ『白い春』に高村佳奈子 役で出演しています。
今週は第9話が放送されました。
●第6話~第9話のあらすじと感想
売り言葉に買い言葉で、村上康史(遠藤憲一さん)は佐倉春男(阿部寛さん)を自分のパン屋で働かせることになった。自分が父親であるとさち(大橋のぞみさん)に名乗らないことが条件だ。
文句を言いながらも「むらかみベーカリー」での仕事をこなしていく春男は、不器用ながら、さちを見守り陰でサポートしていく。しかし、それと同時に康史とさちの父娘関係を見せつけられて寂しさを感じるとともに、心の中に過去犯した罪が重くのしかかる。
そんな中、西田栞(吉高由里子さん)がワッフル屋を始めて、チンピラに絡まれ危険な目に遭うというトラブルが起きる。小島勇樹(遠藤雄弥さん)から知らせを受けて助けに行く春男だが、チンピラたちに一切手を出すことなく、土下座をして事態の収拾を図る。それは春男の娘・さちを想う気持ちが強く、まさに立ち直ろうとしていることを意味するようだ。脅していた男たちが、春男の過去に気づいてその場は事なきを得た。
初給料が出て、康史には少ないと憎まれ口を叩きながらも、こっそり喜ぶ春男。春男は栞に協力してもらい、さちへのプレゼントとして水彩画セットを購入する。
そんな矢先、さちが病気で倒れ、大がかりな手術を受けることになる。とても心配して康史や担当医師に当たり散らす春男。見かねた康史は、春男に立場や状況を理解させて、店を頼むとお願いする。しかし、さちは春男に会いたいようである。さちの亡くなった母親・真理子(紺野まひるさん)の妹である高村佳奈子(白石美帆さん)の計らいで、康史には内緒で、病室で春男とさちは会う。春男から水彩画セットをもらい喜ぶさちだが、本当は手術が怖いという康史には言えなかった気持ちを打ち明ける。春男はさちを励まし、外で絵を描きたいので治ったらどこか連れて行って欲しいというさちのお願いを承諾した。
そして翌日、手術室に向かうさちのそばには水彩画セットがあるのだった…。
最初は春男の存在を疎んじて、店を辞めるよう持ちかけることまでした佳奈子。しかし、さちの春男への想い、春男のさちへの想いを目の当たりにして、だんだんと理解を示すようになったようです。
さちの手術前の不安を取り除いたのは、康史ではなく春男でした。無事手術が成功して、どこか晴れ空の下で、さちが春男にもらった水彩画セットで、春男の絵を描くという光景が実現することを望みます。