さばドル (渡辺麻友さん)

watanabemayu

AKB48の渡辺麻友さんは、テレビ東京系列にて毎週金曜深夜に放送されている連続ドラマ『さばドル』に宇佐しじみ 役で出演しています。
一昨日は第2話が放送されました(地域によって放送日が異なります)。
●あらすじと感想
札付きのヤンキーが多い無謀工業高校で古文を教える38歳の冴えなくて生徒にバカにされている教師・宇佐しじみ(渡辺麻友さん)には別の顔があった。なんと今をときめく大人気アイドル“まゆゆ”こと渡辺麻友でもあるのだ。しじみは21歳もサバを読んだアイドル「さばドル」だったのだ。
アイドルと教師の2足のわらじ生活をなんとかこなしていたしじみだったが、ある日突然、AKB48の公式ライバル乃木坂46への移籍話が持ち上がる。さらに超人気アイドルバンド「チキチータ」のボーカル・ウタマロ(神永圭佑さん)が急接近してくる。
ウタマロは、共演者の女性タレントをすぐ口説くことで有名で軽い男に見えたが、意外な過去を持っていた。「帰る場所をなくして追い込まないと、この世界でトップなんて取れない」という考えで、高校を中退していたのだ。そんなウタマロの覚悟を知ったしじみは、自分はこのまま中途半端な気持ちでアイドルを続けていいのかと悩む。
目標はAKBだと言う乃木坂46の本気や、「まゆゆはいつか絶対センターを取る」というファンの気持ちを知ったしじみは、ある決断をする。それはAKB48から乃木坂46への移籍を受け入れることだった。しじみはまゆゆとして緊急記者会見で移籍を正式に発表し、乃木坂でセンターを目指すことを宣言した。
すると、しじみが渡辺麻友であることには全く気付いていない、まゆゆの熱狂的なファンである生徒・梨本佑司(若葉竜也さん)は、ショックを受けて荒れる。不思議に思ったしじみが他の生徒に尋ねると、「全国のファンが悲しんでいるでしょう」との返答がある。しじみは「もしかして私間違えちゃった? 私どうすればいいの!?…などと言っている場合ではない」と心の中で自問自答するのだった…。
AKB48の渡辺麻友さんが「実は年齢を21歳も詐称している38歳の高校教師」という設定で、彼女の二重生活を描くコメディドラマです。ドラマと並行して、講談社の『週刊ヤングマガジン』にて漫画版も連載されています。
しじみを演じる渡辺さんの老けメイクがなかなかリアルでした。しじみが密かに本音を吐く時の表情が、今までの渡辺さんのイメージになくて面白いです。複雑な話ではないので、頭を空っぽにして見ると素直に楽しめて、深夜にはちょうどいいと思います。
本作のオープニング、エンディングはいずれも渡辺さんのソロ曲で、来月2月29日にオープニングの「シンクロときめき」でソロデビューする予定です。エンディングの「サバの缶詰」はカップリングとして収録されるそうです。

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