天皇の料理番 (小林薫さん)

kobayashikaoru
小林薫さんは、TBS系列の毎週日曜夜9時枠にて放送されている日曜劇場『天皇の料理番』に宇佐美鎌市 役で出演しています。
一昨日は第2話が放送されました。
●あらすじと感想
篤蔵(佐藤健さん)は、兄・秋山周太郎(鈴木亮平さん)の指導教授・桐塚尚吾(武田鉄矢さん)の紹介で、一流西洋料理店・華族会館で働けることになった。
新入りで下働きの篤蔵は、見習い仲間の山下辰吉(柄本佑さん)に教えてもらいながら仕事をするが、食器や鍋洗い、厨房の掃除など雑用しかやらせてもらえない。
同じく住み込みで下働きをする松井新太郎(桐谷健太さん)に聞いたところ、洗い場は2年、少なくとも半年はやるらしい。篤蔵は厳しい現実を知ってがっくりする。
篤蔵は、単純な作業の毎日で徐々にやる気を失っていく。そんな中、辰吉から料理長・宇佐美鎌市(小林薫さん)の大学ノートの存在を知らされる。そのノートには、横浜の修行時代から見聞きした料理の作り方が書き留められているとのこと。
その矢先、篤蔵は、日課である鍋の洗い直しを怠り、それを宇佐美に見抜かれてしまい怒られる。言い訳をして先輩に責められる篤蔵は、鍋洗いをしに来たわけではないと逆ギレ。そんな篤蔵に、宇佐美は「鍋もまともに洗えない奴が、まともな料理人になったためしがない」と言うのだった…。

篤蔵は、空き巣まがいのことをして宇佐美のノートを盗んでしまいました。ノートを見て独学で勉強して余所に移って、一刻も早くシェフになろうと考えたのです。
しかし、ノートを見た篤蔵は、そう簡単に会得できるものではないことを悟ります。そして、ますます宇佐美の料理を知りたいと思い、ものにするまではやめられないと奮起しました。
篤蔵はノートを戻そうとしますが、盗る時に窓ガラスを割って事務所に侵入したため、すでに泥棒が入ったと騒ぎになり警察が来ていました。
しかし、宇佐美は何も盗まれた物はないと警察に報告。酔っ払いの悪ふざけではないかと言いました。篤蔵の仕業であると薄々気付いて庇ったのです。
新太郎から証拠隠滅のためにノートを捨てるよう提案されますが、篤蔵は宇佐美の苦労の結晶であるノートを捨てることができませんでした。悩みながら住み込みの部屋へ戻ろうとすると、厨房の明かりが付いていました。篤蔵が行ってみると、宇佐美がいました。牛刀の具合がいまひとつと感じ、研いでいたのです。宇佐美は不思議がる篤蔵に「小さな手抜きが大きな失敗になることがある。そういうのは“真心”がない。料理は真心だ。技術は追いつかないこともある。素材は望み通りにいかないこともある。けど、真心だけは自分次第でいつでも最高のものを出すことができる。爪を短くすること、鍋を丁寧に洗うこと、皿を磨くこと、包丁を整えること、そういうことは確実にできる。それすらできん奴は、まともな料理を作れるとは俺には思えない。教えないのは、覚えないからだ。親切にもらったものよりも、自分で必死になって盗んだものの方が、人は大事にする。だから教えない」と語りました。
篤蔵はその場で謝罪して宇佐美にノートを返しました。蹴られる覚悟をした篤蔵でしたが、宇佐美は自身も昔似たようなことをしたからその資格はないとして咎めることはしませんでした。篤蔵はその場で泣き崩れ、自分で自分の頭を下駄で殴りつけて「わし、ついていきます。一生あんたについていきます!」と叫びました。
それから篤蔵は変わりました。真心を腹にすえて仕事場を見るようになり、みんなの作業を見て気を回すことができるようになったのです。仕事も楽しくなったとのことです。
そこそこ状況が好転してきた篤蔵ですが、いろいろなことから逃げてきたことを忘れてはいけません。兄・周太郎の言う通り、篤蔵は、自分のために傷付いている人たちの痛みは受け止めるべきです。
篤蔵が逃げ出した養子先・高浜家では、父・金之助(日野陽仁さん)が激怒しています。離婚前提で再婚話まで決めています。金之助の娘で篤蔵の妻である俊子(黒木華さん)は覚悟を決め、離婚の前に一度東京に行きたいと言いました。今後の展開も気になります。

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