天魔さんがゆく (堂本剛さん)

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KinKi Kidsの堂本剛さんは、TBS系列の毎週月曜深夜のドラマNEO枠にて放送されている連続ドラマ『天魔さんがゆく』に法界天魔 役で出演しています。
先日は第2話が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
先祖代々幽霊退治をしてきた家系に生まれ、この世のありとあらゆる幽霊を見ることができるが、実は大の怖がりの法界天魔(堂本剛さん)。天魔が社長を務める、幽霊退治を請け負う会社「有限会社おばけ警備保障」通称“オバケー”をゲーム会社と勘違いして入社した岡崎旭(川口春奈さん)。天魔の父・天童(佐藤二朗さん)の頃からオバケーに勤めている番頭的なおじさんの大覚慶三(皆川猿時さん)。
3人は教師・小宮香織(上野なつひさん)の依頼で中学校に行き、落ち武者の幽霊(ムロツヨシさん)を見つけ出す。彼は戦国時代の武将で木曾ノ道国吉と言い、 本能寺で織田信長の首を取り、一緒に燃えてしまった人物らしい。木曾ノ道が言うには、明智光秀は自分の舎弟だったとのこと。木曾ノ道が成仏できないのは歴史に名が残っていないことが心残りであるからだと見抜いた天魔は、小宮に学校の授業で木曾ノ道の功績を話してもらう。木曾ノ道は満足して成仏していった。
それから数日後、オバケーにAKB48の藤江れいな(本人役)が訪ねてきた。自分以外誰もいないはずの自宅で誰かの気配を感じ、それが幽霊なのではないかと言う。天魔、旭、大覚は、れいなのマンションに行って調査を開始するが、れいなの事務所から通報を受けて警備に来たという警視庁の警部・足利実(森崎博之さん)と巡査・大平三太(鎌倉太郎さん)が乗り込んでくるのだった…。
天童の代までは幽霊を実力行使で除霊していましたが、天魔に代が替わってからは幽霊を退治ではなく説得して成仏させているようです。
オバケーの天魔、旭、大覚はもちろんのこと、天魔に思いを寄せていて旭を一方的に敵視する近所のお姉さん・椋木リカ(芹那さん)や、非科学的なものの存在を信じず天魔たちを敵視して嗅ぎまわる足利警部と大平巡査、気絶した天魔と夢の中で対話する亡き父・天童など、個性的なキャラクターが登場します。依頼人役とおばけ役のゲスト出演者、さらに本筋とは全く関係なく出没するサプライズのおばけ役も見どころの1つでしょう。第1話ではサプライズのおばけ役として、千葉県船橋市の非公認シンボルキャラクター・ふなっしーが登場しました。
脚本・演出は福田雄一さんが務めていて完全オリジナルドラマです。以前、フジテレビ系列にて放送されたドラマ『33分探偵』シリーズと一部のキャスト・スタッフが共通しています。主演の堂本剛さんは主題歌とオープニングで流れるインスト曲も担当しています。
好みが分かれるところかもしれませんが、福田さんならではともいえるシュールな笑いが満載で、いい意味でゆるくて深夜にぴったりなドラマだと思います。

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