黒の女教師 (榮倉奈々さん)

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榮倉奈々さんは、TBS系列の金曜夜10時枠にて放送されている連続ドラマ『黒の女教師』に高倉夕子 役で出演しています。
昨日は第1話が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
都立国文館高校に赴任した青柳遥(木村文乃さん)は3年D組の担任となったが、副担任で進路指導担当の高倉夕子(榮倉奈々さん)とはそりが合わない。正攻法で熱心に生徒達の指導にあたっていこうとする青柳に対し、高倉は、授業の終了チャイムが鳴った時点で教師の職責は終わり、その後は生徒と深く関わらない“チャイム トゥ チャイム”という考え方を重視しているからだ。
そんなある日、3年D組の生徒・山岸リオ(竹富聖花さん)が“脱法ハーブ”の罠にはまる。それを知った青柳は、山岸を助けようと高倉に協力を仰ぐが、高倉は“報酬”として初任給全額を要求。頭にきた青柳は一人で助けに向かうが窮地に立たされ、仕方なく高倉と美術教師・藤井彩(小林聡美さん)、古典教師・内田すみれ(市川実日子さん)たち“黒の女教師”に事件の解決を依頼するのだった…。
女性教師たちが、授業時間外に高額の金銭と引き換えに高校生を取り巻く問題を解決していくという、教師版『必殺仕事人』といった趣きのお話のようです。
第1話では、黒の女教師は、“法の抜け穴にしがみつき、自分の弱さを認められない不完全な人間”を退治して、“一流大学の肩書き・将来性・ルックスといったものに惹かれて、偽りの愛にだまされていた生徒”を救いました。高倉の「悪いことをしたら自分に返ってくる、それが社会のルールって学校の先生に教わらなかった?」というセリフが印象的でした。
いわば“毒を以て毒を制す”黒の女教師の解決方法に異を唱える青柳ですが、今後もそのスタンスを崩すことなく純真なままでいられるのでしょうか。黒の女教師の活躍もさることながら、青柳の変化も楽しみです。