コック警部の晩餐会 (柄本佑さん)

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柄本佑さんは、TBS系列の毎週水曜深夜の「テッペン!水ドラ!!」枠にて放送されている連続ドラマ『コック警部の晩餐会』に主人公・古久星三 役で出演しています。
先日は第1話が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
元お嫁さんにしたい女優No.1の安城冴子(小野真弓さん)が自宅マンション9階ベランダから転落死する。現場に駆け付けた自称ベテラン刑事の猫田典雄(えなりかずきさん)は、新人刑事の七瀬あずみ(小島瑠璃子さん)から現場の状況を聞いて、すぐさま自殺だと主張する。
一方、警視庁捜査一課特命警部の古久星三(柄本佑さん)は、ある人気ラーメン店にいた。頑固店主(石橋蓮司さん)を前にして「まずい」と言い放ち、その理由を論理的に説明。そこへ部下のあずみが飛び込んできて、至急現場に来るよう促す。
現場検証が行われる中、古久は冷蔵庫の中身を確認し、テーブルの上に残された長崎ちゃんぽんを食べる。死体の第一発見者である担当マネジャーの田口久(小木博明さん)は、「直前に彼女から“長い間お世話になりました”と電話がありました」と証言。それを聞いた猫田は自殺で間違いないと確信する。
しかし、古久は「これから死のうとする人がこれ(=本格的な長崎ちゃんぽん)作りますか?」と疑問を呈し、「この事件、私が料理しましょう」と言うのだった…。
料理の腕前がプロ級の“コック警部”こと古久星三。彼は“人は嘘をつく。しかし料理は嘘をつかない”という一風変わった独自の理論でマイペースに捜査を進めます。犯人を特定すると事件関係者たちを晩餐会に招待して、料理を振る舞いながら事件の謎解きをして、犯人を追い詰めるというスタイルのようです。
頭が固く刑事ドラマ好きが高じて刑事になったあずみ、手柄を求めて行動的ですが早とちりが多い猫田、美食家・無類のお茶好きで古久に一目置いている刑事部長の一条千鶴(藤真利子さん)など、古久を取り巻く登場人物も個性豊かでその掛け合いやドタバタ劇も面白いです。今後も深夜帯ならではの緩い空気感の中で展開されるグルメミステリーが楽しみです。

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