おせん (内博貴さん)

uchihiroki

内博貴さんは、毎週火曜夜10時日本テレビ系列にて放送されている連続ドラマ『おせん』に江崎ヨシ夫 役で出演しています。
先週は第6話が放送されました。
●あらすじと感想
“おせん”こと半田仙(蒼井優さん)と一緒に一升庵の買い出しをする江崎ヨシ夫(内博貴さん)は、意外にもおせんがハンバーグを好きだということを知る。
そんな矢先、通称お見合いババアと呼ばれる大河原フミ(梅沢昌代さん)によって、おせんはお見合いをすることになってしまう。
相手は、千堂保(小泉孝太郎さん)という日本美術史が専門の大学准教授で、文武両道、家柄も容姿も文句なしの人物。
おせんが実際に会ってみると、千堂は何事もはっきりモノを言い、熱く正直な性格であった。そんな千堂におせんは惹かれた様子だ。
そんな中、千堂は、おせんの女将姿を見てみたいと言い出す。おせんはいつもの一升庵のスタイルでもてなし、千堂はそのもてなしや味に感動。そして、おせんが、割り箸を使うのが苦手な千堂を思いやって、千堂の手の大きさに合わせて手作りした箸を用意してくれたことに気付いた千堂は、衝撃を受け、いつの日かおせんに相応しい男になったら結婚を申し込むと言って、おせんから身を引いてしまう。
おせんが断られたと知った一升庵の人たちは心配するが、おせんは、自分は一升庵の女将が一番性に合っているとお見合いをしてよくわかったと言って明るく振る舞う。しかし、陰で寂しそうにしているおせんに気付いた江崎は、あることを思いつく。
それは、おせんの好きだというハンバーグをまかないで作ることで、江崎により一升庵初の大プロジェクトと名付けられた。おせんにもそのハンバーグ作りに参加してもらい、肉を包丁で叩いたり、こねたりして憂さ晴らしになる。いい匂いがするハンバーグを前におせんに本当の笑顔が戻ってくるのだった…。
おせんの、一升庵の女将という立場を全うするという使命感とも言える意識と、23歳の普通の女性として恋をする意識との狭間で揺れる苦悩が垣間見られ、とても興味深かったです。
また、江崎をはじめとする一升庵の人たちが、失恋したおせんをサポートするという連帯感も微笑ましかったです。