ターミネーター:ニュー・フェイト (リンダ・ハミルトン)

lindahamilton

映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』(原題:Terminator: Dark Fate)は、映画『ターミネーター2(略称:T2)』の正統な続編とされる作品です。ジェームズ・キャメロンが製作としてシリーズに復帰し、『デッドプール』などのティム・ミラーが監督を務めています。
リンダ・ハミルトンも28年ぶりにサラ・コナー役でシリーズに復帰しています。
先日、劇場に観に行きました。以下ネタバレ注意です。
物語は1998年、サラと息子ジョンにある悲劇が起こるところから始まります。そして時は経ち22年後の2020年。メキシコシティの自動車工場で働いている21歳の女性ダニー(ナタリア・レイエス)と弟ミゲル(ダニエル・アイバニーズ)のもとに未来からターミネーター“REV-9”(ガブリエル・ルナ)がやって来て襲いかかってきます。ダニーとミゲルは、同じく未来からやって来た女性兵士グレース(マッケンジー・デイヴィス)によって救われるもののREV-9から執拗に追いかけられ、絶体絶命の危機に陥ります。そこへサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)が現れるのでした…。
T2において、人類の殲滅を目論むAI“スカイネット”につながる研究をサラたちが破壊し、人類の危機である“審判の日”は回避されたはずでした。しかしその後、あることからAIの“リージョン”が暴走。新しい未来では人類vsリージョンの全面戦争が勃発してしまったようです。
ターミネーター殲滅に燃えるサラ、人類の未来にとって重要な人物であるダニー、運命を切り拓こうとするグレース。そんな3人の女性がチームを組むところが新鮮でした。そこにシリーズではお馴染みの“T-800”(アーノルド・シュワルツェネッガー)が加わり、変幻自在なボディと驚異の復元力・高度な知能を持つREV-9と怒涛のバトルが繰り広げられていて見応えがありました。
元々はヒーロー的存在というわけではなかった平凡な人が、普通ではない状況に立ち向かうことになるというお馴染みの展開もよかったです。