君たちに明日はない 最終回 (田中美佐子さん)

misako
田中美佐子さんは、NHKで毎週土曜夜9時から放送されていた土曜ドラマ『君たちに明日はない』に芹沢陽子 役で出演しました。
昨日は第6話(最終回)が放送されました。
●あらすじと感想
村上真介(坂口憲二さん)は、以前仕事で希望退職に追い込んだ平山和明(村田雄浩さん)がホームレスとなった姿に触れ、リストラされた人たちの再就職を支援する事業を始めたいという思いに至り、社長の高橋栄一郎(堺正章さん)に提案。最初は受け入れてもらえませんでしたが、おもちゃメーカーでのリストラで、真介がおもちゃへの情熱に打たれリストラをあえて行わなかった開発者の緒方紀夫(山崎樹範さん)がヒット商品を生み出したことから、高橋社長は真介の信念を認め、支援事業を展開することにしました。
一方、会社を辞めて、再就職の厳しさを知って故郷に帰る決意を固めていた芹沢陽子(田中美佐子さん)は、以前仕事でお世話になっていた関東建材業協会事務局長の石綿博(前田吟さん)に協会会長でアイカワホーム会長の相川幸三(夏八木勲さん)を紹介され、次期事務局長のポストを薦められます。最初は自分にはつとまらないと固辞する陽子でしたが、後日再び石綿から説得されて、覚悟を決めて引き受けることにしました。
こうして真介と陽子は新たな一歩を踏み出しました。真介の支援事業の最初の仕事が陽子の協会というのも面白かったですし、ホームレスとなった平山が真介の事業で救われて仕事に就き、誇りを取り戻して心からの笑顔を見せる場面は感動的でした。真介も平山のおかげで誇りを取り戻すことができました。
高橋社長の、仕事には「手段としての仕事」と「目的としての仕事」の2通りがあるという話が印象的でした。金を稼いで、家族を養うためだったり、仕事以外の時間での趣味を楽しむために働く「手段としての仕事」。その仕事自体が好きで働いている「目的としての仕事」。どちらがいいとか悪いとかではなく、どちらも誇りを持っていないと辛くなるというものです。
真介は、かつての恋人で、真介が結婚を申し込んだ夜、忽然と姿を消した順子(麻生祐未さん)と偶然再会しました。若い男性と待ち合わせをしていて幸せそうな順子に、真介はようやくさよならを告げることができました。しかし、その後視聴者にその若い男性は順子の息子であることが明かされます。順子が忽然と姿を消したのは、自分に子どもがいることを隠していて負い目を感じていたからなのか、はたまた夫までいたことを隠していたからなのか…どちらにせよ、今の真介には関係のないことでしょう。真介は陽子にプロポーズをしました。その答えは明かされませんでしたが、困った人を見ると放っておけない性格で似た者同士の2人には、明るい未来が待っているに違いありません。「私たちに明日はある」と胸を張って生きていきたいと思いました。