視覚探偵 日暮旅人 (松坂桃李さん)

matsuzakatori04
松坂桃李さんは、一昨日に日本テレビ系列の「金曜ロードSHOW!」枠にて放送された『視覚探偵 日暮旅人』に日暮旅人 役で出演しました。『SPEC』シリーズ、『イニシエーション・ラブ』、『天空の蜂』などの堤幸彦監督が演出を担当しています。
●導入部のあらすじと感想
5歳の頃のある事件がきっかけで、五感のうち、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の4つを失った日暮旅人(松坂桃李さん)は、残された視覚が研ぎ澄まされ、普通では目に見えないモノを視ることができるようになった。そして、その特殊能力を駆使して探し物探偵業を営み、相棒兼マネージャーの雪路雅彦(濱田岳さん)と血のつながらない娘の百代灯衣(住田萌乃さん)と3人で暮らしている。
ある日、保育士の山川陽子(多部未華子さん)は、先輩の保育士の小野智子(木南晴夏さん)の代わりに遅番勤務をすることになる。なかなか親が迎えに来ない園児のお世話をする陽子であったが、灯衣が「待ちきれない」として一人で家へ向かってしまう。灯衣を追いかけた陽子は、錦糸町の繁華街にある雑居ビルの一室に辿り着く。そこで怪しげな旅人や雪路と会った陽子は、灯衣の暮らしぶりを心配する。そこで陽子が雪路たちに問い詰めたところ、旅人の特殊能力のことを聞かされる。半信半疑の陽子であったが、旅人の能力によって問題が解決していく様子を目の当たりにして驚く。
そんな中、旅人は目を酷使しすぎた結果、倒れてしまう。その矢先、一人でお使いに出かけた灯衣が行方不明になってしまう。雪路と陽子は旅人に負担をかけないように知らせずに捜し出そうとするが、目を覚ました旅人は灯衣の身に何かあったことを察する。主治医の榎木渡(北大路欣也さん)が、このまま能力を使い続ければ失明する可能性があると告げるが、旅人は灯衣を捜しに出て行ってしまうのだった…。

「灯衣の笑顔以外見たいものはない」として我が身を顧みず、娘・灯衣を助けたいとの一心で奔走する旅人。その姿はまさに父親で、そんな旅人が灯衣に言った「本当より本当の親子になろう」という言葉が感動的でした。
陽子たちからは、犯人が捕まってほっとしてイイ笑顔をしているように見えた人々でしたが、旅人の目から見た真実は「ざまあみろ」という感情でした。陽子の言うように、綺麗な模様(=内面が綺麗)の人間になりたいとも思いましたし、同じ景色を見ていても同じ世界が見えているわけではないという点でも考えさせられました。
旅人が五感のうち4つの感覚を失う原因となった事件の犯人はまだ捕まっていないようです。陽子の思い出の少年が旅人であるということもあやふやなままですし、是非とも続編を制作してほしいものです。
原作は山口幸三郎さんによる小説『探偵・日暮旅人』シリーズです。

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