銭形警部 (鈴木亮平さん)

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鈴木亮平さんは昨日、日本テレビ系列の「金曜ロードSHOW!」枠にて放送された『銭形警部』に主人公・銭形幸一 役で出演しました。
●導入部のあらすじと感想
「今夜0時 上野タワービルを爆破する」とのメールがあり、警視庁捜査一課の国木田晋太郎(三浦貴大さん)や桜庭夏希(前田敦子さん)たちは上野ビルにて捜索にあたる。不審物が見つからないまま犯行予告時刻になってしまい、どうなるかと思いきや隣のビルの屋上から花火が打ち上げられる。
そんな中、爆破予告によって警備が手薄になった近くの東京帝国美術館では、何者かによってセキュリティが解除され、2階に展示されていた時価15億円相当のガリマールの絵が盗まれた。現場には「お宝はいただいた ルパン三世」というメッセージカードが残されていて、付近で警備員の遺体が発見された。
警視庁は、ルパン三世に対して警備員殺害の容疑で逮捕状を取って全国に指名手配して捜索を開始する。ルパン三世逮捕に意気込む警視庁の刑事たちの前に、警視庁国際捜査課の銭形幸一(鈴木亮平さん)が現れる。銭形は、この事件はルパンの犯行ではないと断言し、その根拠としてルパンは無意味な殺人など犯さないと説明する。
管理官の城ヶ崎等(渡辺いっけいさん)は、銭形に対して独自に捜査を進めることを許可し、部下として国木田と夏希をつける。国木田は元々戦力外であるため、夏希は銭形の監視役として動向を報告させるためだ。銭形と一緒に捜査できるなんて光栄だと喜ぶ国木田に対し、夏希は貧乏クジ引いただけだと不満を漏らす。
銭形は、報告書ではなく自分の目で確認しなければ全く意味がないとして館内の現場検証をひたすら行い、職員に対する聞き込みと防犯カメラの映像のチェックを徹底的に行う。銭形ならではの“刑事の勘”に基づいた地道な捜査方法に、国木田と夏希は振り回されるのだった…。

本作は、ルパン三世永遠のライバル、愛すべき銭形警部の物語です。
ルパンには逃げられてばかりでいまだに確実な逮捕までには至っていない銭形ですが、それはルパンの能力がずば抜けて凄いからであって、刑事としての手腕は極めて高いです。本作はそんな銭形の優秀な面が見られて興味深かったです。銭形の頑固で真っすぐで決して悪を許さないその生真面目さが、ダンディズムを感じさせるとともに時に滑稽さや可愛らしさも醸し出していて面白かったです。
漫画やアニメには登場しないドラマオリジナルのキャラクターである国木田や夏希もいい味を出していました。少しドジで頼りないものの心優しく人一倍情熱を持った国木田は、型破りな銭形に振り回されながらも、悪を決して許さず諦めないその姿勢から、刑事として大切なものを学んでいきます。規律を重んじて多少融通の利かないところがある夏希も、思いついたら考える前にすぐに行動してしまう銭形をはじめは理解できずに呆れていましたが、次第に刑事としての優秀さに気づいて、影響を受けて少しずつ変わっていきます。そんな2人の変化も興味深かったです。
現在アニメ版で銭形警部の声を務めている山寺宏一さんが爆弾犯役で出演していたり、ルパン三世の声を務めている栗田貫一さんがオープニングのナレーションを担当していたのも、アニメファンとしてはなんだか嬉しかったです。
本作は、“ZENIGATA PROJECT”として日本テレビ、WOWOW、Huluで共同製作されたものです。Huluでは、テレビドラマ放送後より全4話で『銭形警部 真紅の捜査ファイル』を配信。WOWOWでは、連続ドラマW枠にて今月19日より全4話で『銭形警部 漆黒の犯罪ファイル』が放送されます。