勇者ヨシヒコと魔王の城 最終回 (木南晴夏さん)

kinami
木南晴夏さんは、テレビ東京系列にて毎週金曜深夜の「ドラマ24」枠において放送されていた連続ドラマ『勇者ヨシヒコと魔王の城』にムラサキ役で出演しました。
先日は最終回(第12話)が放送されました(地域によって放送日が異なります)。
●あらすじと感想(ネタバレ注意)
魔王の城へ向かうヨシヒコ(山田孝之さん)、ダンジョー(宅麻伸さん)、ムラサキ(木南晴夏さん)、メレブ(ムロツヨシさん)は、城下町の居心地が良くて一時目的を見失っていたが、仏(佐藤二朗さん)のおかげで目覚めて再び動き始める。
ヨシヒコたちはついに魔王の居所である魔王ビルを突き止めて乗り込んでいくものの、魔王の最強の部下=秘書・ゴードン(野間口徹さん)にやられてしまう。
唯一生き残ったムラサキは途方に暮れるが、前回覚えた謎の呪文が死んだ者を生き返らせる“ザオリク”だと判明して、ヨシヒコたちを生き返らせることに成功した。
最終決戦を目前に作戦を練るヨシヒコたちに、仏から最後のお告げがある。それは、魔王の息の根を止める最強の武器“勇者の剣”のありかと、伝説の勇者・ロトスケ(きたろうさん)の存在だった。
ヨシヒコの父・テルヒコに瓜二つのロトスケは、勇者の剣を持ち、かつて魔王との戦いには勝ったが、その優しさゆえに命を奪うことができなかった。その後魔王は復活し、ロトスケは街の片隅に封じ込められ、今は小料理屋「ロト」の主人としてひっそりと暮らしていた。ヨシヒコたちは小料理屋を訪れ、ロトスケに伝説の勇者であることを確認しようとするのだが、相手は認めようとしない。しかし、ロトスケは剣を包丁の代わりに使ったり、店員として雇っている魔物を呼び出したりして、自ら勇者であるとばれる流れを作って白状する。
ロトスケから与えられた子どもレベルの関門を突破し、“勇者の剣”を譲り受けたヨシヒコは、ロトスケから魔王ガリアスに関する話も聞く。魔王は、元々は宇宙から飛来した生命体であり、目玉だけの状態から完全に蘇生するほどの強い生命力があるらしい。
ヨシヒコたちは再び魔王ビルを訪れ、勇者の剣でゴードンをはじめ魔王の護衛の魔物を次々と倒し、ついに魔王ガリアスのもとにたどり着いた。さすが魔王というだけあってムラサキをあっさり倒し、多彩かつ強力な攻撃でヨシヒコたちを圧倒する。ヨシヒコは冒険で手に入れた装備で魔王の攻撃を無効化し、勇者の剣でついに魔王を倒すことができたと思いきや、魔王は巨大化して復活してさらにパワーアップ。角から放たれる電撃でヨシヒコのほとんどの装備を破壊し、メレブとダンジョーをあっという間に倒し、さらには勇者の剣までも溶かしてしまう。窮地に追いやられたヨシヒコは、ロトスケから聞いた話をヒントに目玉が魔王の弱点=心臓であることを見抜き、残された装備“無敵の靴”を飛ばして両目を潰すことで魔王を倒した。
ヨシヒコは“命の指輪”でムラサキを生き返らせ、魔王を倒したことを報告。ダンジョー、メレブも無事生き返った。魔王を倒すというヨシヒコたちの旅は終わったのだ。ダンジョーは世界一の戦士になるための修行に旅立ち、メレブもまた人の役に立つ呪文を手に入れるため、魔法の修行ができるという西の大きな国へと旅立つ。ムラサキはヨシヒコに未練を残しながらも、家族の待つ故郷に帰る。ヨシヒコは、この旅で通ってきた村々が平和になったかを見届けながら故郷に帰る。カボイの村には、普通の村人に戻った妹・ヒサ(岡本あずささん)がいて、ヨシヒコとヒサは感動の再会を果たした。
こうして、カボイの村に平和が戻った。魔王に操られし魔物たちも姿を消し、人々は再び平穏な暮らしを取り戻した。「しかし、この時私は知る由もなかった。新たな“悪”がこの世界に降り立とうとしていることを…」と言ったら映画になるかもしれないのでとりあえず言ってみたヨシヒコだった…。

まさか最終決戦に“ゲゲゲの鬼太郎”ネタがくるとは思いませんでした。“目玉おやじ”ネタや“鬼太郎=俳優・きたろうさん”ネタが出て、極めつけはヨシヒコが魔王を倒すシーンです。ヨシヒコが魔王を倒す時の“無敵の靴”の使い方は、まるで鬼太郎が敵を倒す時の下駄の使い方にそっくりでした。
魔王ガリアスの声はどうも聞き覚えがあると思ったら、『それいけ!アンパンマン』のばいきんまんや『ドラゴンボールZ』のフリーザの声でおなじみの中尾隆聖さんでした。
毎回、ボケや小ネタが満載で本当に面白かったです。登場人物たちの掛け合いも絶妙でした。低予算が売りの1つにもなっていたので、映画化までは望みませんが、是非とも続編を実現してほしいと思いました。