10年先も君に恋して 最終回 (内野聖陽さん)

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内野聖陽さんは、毎週火曜のNHK・ドラマ10枠にて放送されていた連続ドラマ『10年先も君に恋して』に円山博 役で出演しました。
一昨日は最終回が放送されました。
●あらすじと感想
自分と里花(上戸彩さん)との人生をやり直すためにタイムスリップして来た円山博(内野聖陽さん)ですが、結局、もう1度里花に恋するために10年後からやって来たような結果になってしまいました。10年後の博との出会いにより、あらためて博のことが好きなことを再認識した里花は、今の自分がどれだけ博のことを好きなのかを10年後の自分に向けて手紙を書きました。博が元の時代に戻ると、その未来の博と関係する記憶は消えてしまうと聞かされていたからです。未来に戻る博に、里花は「10年先も絶対に愛してる」と言いました。
10年後に戻った博は、里花は浮気していたわけではなく、日高光司(劇団ひとりさん)の個人マネージャーの話を進めていたことを知りました。博の勘違いだったのです。離婚の話を切り出したのは博でしたが、今度は逆に先延ばしにして離婚自体をやめにする方向に持って行こうとします。里花の方も、弟・佑太(染谷将太さん)を介して10年前に自分が書いた手紙を受け取っていたので、10年前の記憶は無いものの当時の気持ちを思い出すことができて、離婚取りやめの話にまんざらでもない様子です。手紙の存在を知った博はその内容を訊きますが、里花は「秘密」とだけ答えて微笑むのでした。
派手な展開はありませんでしたが、納得のいく清々しい最終回でした。それは多分、博と里花の心情が丁寧に描かれていたからでしょう。少々大袈裟ですが、私も自分の選んだ人生を信じて、さらに切り開いていこうと思いました。