実験刑事トトリ 最終回

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NHK総合の土曜夜9時「土曜ドラマスペシャル」枠にて放送されていた連続ドラマ『実験刑事トトリ』は先週、最終回(第5回)を迎えました。
●導入部のあらすじと感想
1年前、大手の音響機器メーカー「石峯テクニカ」社長・石峯公一郎(竜雷太さん)は、腹心の部下・和田隆臣(鶴見辰吾さん)の裏切りで社長職を解任され、怒って和田につかみかかろうとして転倒し足を骨折して以降、車椅子生活を送っていた。
しかし、実は石峯は既に歩けるようになっていた。それにもかかわらず足が不自由なふりを続けて周囲を欺き、自身の住む屋敷に呼び寄せた和田を殺害し、強盗犯の仕業に見せ掛ける偽装工作をした。
一方、都鳥博士(三上博史さん)と安永哲平(高橋光臣さん)のコンビは、上層部の意向により突如として解散が決定した。2人は、コンビ最後の事件として和田殺害事件の捜査に取り組むことになる。都鳥は石峯の話に違和感を抱くのだった…。

ガラスの割れる音、色の認識、空から降ってきた盗難の貴金属、ラジオなど、都鳥ならではの論理的思考力で仮設を立証し、石峯の嘘に切り込んでいきましたが、決め手となったのは、石峯の跡継ぎの座を捨ててボランティアをしていた息子で、3年前に交通事故で亡くなった雄太郎の油絵でした。都鳥はその油絵を使って、雄太郎が父親の背中をちゃんと見て育っていたことを立証し、石峯の自白を促しました。事件により親子の絆が浮かび上がっていく過程が凄かったです。
ところで、刑事を辞めて前に勤めていた研究室に戻ると思われた都鳥でしたが、それは安永の勘違いで、都鳥のかつての同僚・羊谷善治(山本耕史さん)の実験が行き詰まっていて、それを助けるために1日だけ手伝うというものでした。コンビ解散の理由は、上層部が都鳥のことをかなり評価していて、もっと有能な人を付けた方がいいのではないかと判断したからでした。
でも、都鳥は「先輩(安永)と一緒にやらせてもらえませんか。僕はまだ先輩以外の方とコンビを組む気はありません。まだまだ先輩から学びたいこともありますので」と、部屋長・三船隆昭(笹野高史さん)にお願いして、上層部に掛け合ってもらえることとなりました。
都鳥が知りたがっていた「カラスが10羽集まるとどうなるか」という安永の情報はどうしようもないものでしたが、都鳥と安永のコンビはまだ続くのでしょう。是非とも続編としてまた2人の絶妙なコンビネーションを見たいものです。その時は、安永の希望であるコンビ2人で飲みに行くということも実現するといいですね。