時をかける少女 (竹内涼真さん)

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竹内涼真さんは、日本テレビ系列の毎週土曜夜9時枠にて放送されている連続ドラマ『時をかける少女』に浅倉吾朗 役で出演しています。
一昨日は第1話が放送されました。
●あらすじと感想
ある日の放課後、芳山未羽(黒島結菜さん)は、幼馴染の浅倉吾朗(竹内涼真さん)と共に理科室の掃除をしていた。吾朗がゴミ捨てに行って一人になった未羽は、準備室で物音がして確かめに行く。すると割れた試験管が床にあって、そこから漂う甘い香りをかいで気絶してしまう。
未羽が目を覚ますとそこは保健室だった。そばにいた吾朗たちに一部始終を話すが、倒れた未羽を最初に見つけたもう一人の幼馴染の深町翔平(菊池風磨さん)は、試験管など落ちていなかったと言う。
その日の帰り道、マンション前の通りにいた未羽は、頭上から鉢植えが落ちてきて直撃を覚悟する。しかし気が付くとマンションの少し手前に立っていた。その直後、頭上ではなく目の前に鉢植えが落下して直撃を免れる。
未羽は、自分がタイムリープ(=時間移動)したのではないかと大騒ぎ。近くに居合わせた翔平は、興奮する未羽に、このことは誰にも話さない方がいいと口止めする。実は翔平の正体は、未来からやって来た科学者のケン・ソゴルで、未羽のタイムリープの原因を作った張本人だったからだ…。
原作は、これまで何度も実写映像化・アニメ化・舞台化されてきた筒井康隆氏の同名小説です。本作は、時をかける少女だけではなく、未来からやって来たケン・ソゴルの目線からも同時に物語が描かれていくそうです。
第1話では、タイムリープ能力を手に入れたと自覚した未羽が、その力を使ってやりたい放題。海岸に打ち上げられた幻の深海魚の発見を先回りして横取りしたり、変電所のボヤ騒ぎを予言したりして、“奇跡の大予言アイドル”として一躍世間の注目を集めます。ところが、それにより本来幻の深海魚を見つけるはずだった女子高校生の運命を結果的に悪い方へ変えてしまうことになったり、自分自身も警察から放火犯ではないかと疑われてしまう最悪の事態になってしまいます。未羽はタイムリープをあんまり騒ぎになることには使っちゃだめだと思い知って、結局再びタイムリープして元の出来事に戻しました。
実は未羽のことをずっと想い続けている吾朗は、七夕祭りで未羽に愛の告白をします。ところが、恋には終わりがあって怖いので今の幼馴染の関係を続けたいと考える未羽は、タイムリープにより吾朗の告白を阻止してしまいました。
翔平ことケン・ソゴルによると、今から500年前の戦国時代において政略結婚が主流だったように、100年後の未来も遺伝子の適正で配偶者が割り当てられるため“恋”は存在しないとのことです。2016年に来てみたものの、薬を落として当分帰れなくなってしまったケン・ソゴル。そんな彼も交え、どのような“恋”の物語が紡がれていくのか楽しみです。