ターミネーター:新起動/ジェニシス (アーノルド・シュワルツェネッガー)

schwarzenegger
映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(Terminator Genisys)は、『ターミネーター』シリーズのいわばリブートで、三部作の第1弾となる予定とのことです。
『ターミネーター3』まで主演したアーノルド・シュワルツェネッガーが、T-800役で復帰しています。
先日、劇場に観に行きました。
●導入部のあらすじと感想
コンピュータ管理の防衛システム「スカイネット」が人類を敵とみなし、1997年8月29日に核ミサイルを使用。30億人もの命が失われた。わずかな生存者はその日を“審判の日”と名付けた。
人類抵抗軍指導者であるジョン・コナー(ジェイソン・クラーク)とその部下カイル・リース(ジェイ・コートニー)たちは、スカイネットが指揮する機械軍を相手に明日をも知れぬ戦いを繰り広げて来た。
2029年、遂に人類抵抗軍のコロラド部隊が勝利を収めたかに見えたが一足遅かった。スカイネットは初の時間転送装置を使って、殺人マシーンであるT-800ターミネーターを1984年に送り込んだのだ。ジョンの母親サラ・コナー(エミリア・クラーク)を殺害することでジョンを歴史から抹消するつもりだ。ジョンはそれを阻止すべく、カイルを同じ1984年に送り込んだ。
しかし1984年のロサンゼルスに降り立ったカイルは、T-1000ターミネーター(イ・ビョンホン)に突然襲われて窮地に追い込まれる。そんな彼を救ったのは、サラ・コナーと中年の風貌のT-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)であった…。

基本的にはジェームズ・キャメロン監督の手掛けた『ターミネーター』、『ターミネーター2』の物語のパラレルワールドといった感じでした。同作のオマージュも多く見られ、シリーズファンとしては大いに楽しめました。
本作では、青年・中年・初老という3つのタイプのT-800が登場します。青年タイプのT-800の登場シーンは、シリーズ1作目を彷彿させます。そんな青年タイプのT-800と中年タイプのT-800の対決シーンがあり、意外とあっけなく終わってしまいますが、それでも興奮しました。中年と初老は同一のT-800で、何者かによってサラを守るようにプログラミングされています。従ってそのT-800とサラの関係性はシリーズ1作目とは真逆で、それどころか親子の絆のようなものも感じられて興味深かったです。
そして、シリーズ2作目でもお馴染みの液体金属型ターミネーターT-1000も登場しました。本作のT-1000は、自らの体である液体金属の一部を切り離して発信機代わりにしたり、槍にしたものを投げ飛ばしたりするなどの離れ業も見せてくれました。
本作ではさらに新型のT-3000も登場しました。ナノ粒子でできたボディを持ち、「人間でも機械でもない」存在です。ある人物と分子レベルで融合していて驚きました。
サラのいわば守護神であるT-800は、サラが9歳の頃に送り込まれました。それは何者の手によるものなのかは、本作では明かされませんでした。エンドロールの途中にも続編を匂わす映像がありましたし、無事予定通り続編が実現するといいですね。