スーサイド・スクワッド (マーゴット・ロビー)

margotrobbie
映画『スーサイド・スクワッド』(Suicide Squad)は、DCコミックスの同名漫画シリーズの実写映画化作品です。
マーゴット・ロビーはハーレイ・クインことハーリーン・クインゼル役で出演しています。
先日、劇場に観に行きました。
●導入部のあらすじと感想
スーパーマンが空からやって来て世界は変わり、スーパーマンが去ってからまた世界は変わった。
政府高官のアマンダ・ウォーラー(ヴィオラ・デイヴィス)は、第二のスーパーマンが現れて地球を危機に陥れかねないとして、極悪人たちを人類の利益のために利用する“タスクフォースX”計画のために動き出す。そして、ハーレイ・クインことハーリーン・クインゼル(マーゴット・ロビー)、デッドショットことフロイド・ロートン(ウィル・スミス)、キャプテン・ブーメランことディガー・ハークネス(ジェイ・コートニー)、エル・ディアブロことチャト・サンタナ(ジェイ・ヘルナンデス)、キラー・クロックことウェイロン・ジョーンズ(アドウェール・アキノエ=アグバエ)、スリップ・ノットことクリストファー・ワイス(アダム・ビーチ)ら服役中の悪党たちによる特殊部隊を編成し、部隊の指揮をリック・フラッグ大佐ことリチャード・フラッグ(ジョエル・キナマン)に任せ、フラッグ大佐の護衛役としてカタナことタツ・ヤマシロ(福原かれんさん)をつける。悪党たちの首には小型のナノ爆弾が埋め込まれ、命令に背いたり逃げたりすれば爆発させられるという状況で、死んで当然の決死の部隊=“スーサイド・スクワッド”の誕生だ。
そんな彼らが対峙することとなるのは、考古学者のジューン・ムーン博士(カーラ・デルヴィーニュ)に憑依する古代の魔女エンチャントレスだった…。

ジョーカー(ジャレッド・レト)に夢中でキュートかつクレイジーなハーレイ・クイン、人類最強のスナイパーで離婚した妻との間にゾーイという娘がいるデッドショット、光の速さで移動するヒーローのフラッシュ(エズラ・ミラー)によって強盗中に捕まった殺人ブーメランの使い手のキャプテン・ブーメラン、元ギャングで掌から炎を出す能力を持つが過去のトラウマにより臆病になっているエル・ディアブロ、怪力でワニのような肉体をしているキラー・クロック、ロープの達人のスリップ・ノット、頭のてっぺんから足の爪先まで軍人そのもののリック・フラッグ大佐、無口で冷酷な日本人女剣士のカタナ、目的達成のためには手段を選ばない非情なアマンダ・ウォーラー、そして、バットマン(ベン・アフレック)の最凶最悪の宿敵でありカオスの権化とも言うべき存在のジョーカーなど、魅力的なキャラクターが多数登場して面白かったです。
物語の方は、正直言って物足りなさを感じてしまいました。なんだか全体的に大味であっさりしていて、個人的にはもう少しひねりが欲しかったです。
なにはともあれ、個性的な悪党たちが曲がりなりにも仲間として一つになるところがよかったです。いわば何か足りなくて壊れた人たちが繋がって一時的でも心を通わせるところは、彼らが悪党であることを忘れて感情移入しました。
本作は、様々なDCコミックスの実写映画化作品を同一の世界観のクロスオーバー作品として扱う“DCエクステンデッド・ユニバース”シリーズです。エンドロール後には、ウォーラーとバットマンことブルース・ウェインが裏取引をする場面が映し出されました。今回の一連の事件の影響で危うい立場に立たされたウォーラーは、自身を助けることを条件にメタヒューマンに関する極秘ファイルをウェインに渡しました。ウェインはそれをスーパーヒーローチーム“ジャスティス・リーグ”結成のために利用するのでしょう。来年2017年公開予定の『ワンダーウーマン』、そしてその次に公開予定の『ジャスティス・リーグ』と、今後の展開も楽しみです。