ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー (フェリシティ・ジョーンズ)

felicityjones
映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(Rogue One: A Star Wars Story)は、『スター・ウォーズ』のスピンオフ作品です。監督は『GODZILLA ゴジラ』などのギャレス・エドワーズが務めています。
フェリシティ・ジョーンズは、ジン・アーソ役で出演しています。
先日、劇場に観に行きました。
●導入部のあらすじと感想(ネタバレ注意)
遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。
科学者ゲイレン・アーソ(マッツ・ミケルセン)は、銀河帝国から身を隠しながら辺境の惑星ラ・ムーにて、妻ライラ(バレン・カネ)と幼い娘ジンと一緒に農場生活を送っていた。
そんなある日、ゲイレンの旧友であるオーソン・クレニック(ベン・メンデルソーン)がゲイレンを帝国に連れ戻すために居場所を突き止めてやって来る。それから抵抗するライラを殺害してゲイレンを強引に連れて行く。デス・トルーパーによる捜索を逃れたジンは、ソウ・ゲレラによって助け出されて育てられる。
しかし、ジンは16歳の頃に、ある事情からソウに置き去りにされてしまう。その後、一人で生きていくことを余儀なくされたジンは、帝国の書類偽造や盗品所持、暴行、傷害、公務執行妨害といった様々な犯罪に手を染める。そんな中、惑星ウォバニの強制労働収容所送りになったジン(フェリシティ・ジョーンズ)は、反乱同盟軍によって救出される。反乱軍は、帝国の科学者ゲイレンの娘でソウとも親しいジンを利用しようと考えたのだ。実は反乱軍の元には、帝国軍が秘密裏に進める最新の最強兵器「デス・スター」の開発の主要人物であるゲイレンが帝国軍のパイロットのボーディー・ルック(リズ・アーメッド)にメッセージを託したという情報が入っていた。帝国から逃亡したボーディーはゲイレンの指示通りソウ(フォレスト・ウィテカー)に接触。ソウも反乱軍も帝国に反旗を翻していたものの、ソウ一味は過激な集団であるため双方は協力体制にはなっていなかった。そこでジンにはソウと反乱軍との橋渡しとなり、ソウと繋がりのあるゲイレンの居場所を聞き出すという任務が与えられたのだ。その任務に同行するキャシアン・アンドー(ディエゴ・ルナ)には、ジンには内緒で別の任務も与えられた。
ジン、キャシアン、元帝国軍ドロイドであるK-2SOは、惑星ジェダを本拠地とするソウ一味の元に向かう。そこでソウ一味と帝国軍との交戦に巻き込まれ、元ジェダの寺院の守護者であるチアルート・イムウェ(ドニー・イェン)とベイズ・マルバス(チアン・ウェン)に出会うのだった…。

本作の物語の舞台は、『エピソード4/新たなる希望』の少し前、帝国の究極兵器デス・スターが完成間近の頃のお話です。
当初ジンは反乱軍の大義に興味を持っていませんでしたが、ソウや父ゲイレンから希望を託されたことにより変わりました。そしてデス・スターの弱点と設計図の存在を知って、キャシアン、K-2SO、チアルート、ベイズ、ボーディーたちと共に立ち上がったのです。チーム“ローグ・ワン”の誕生です。ちなみにギャレス・エドワーズ監督によると、タイトルのローグ・ワンには3つの意味が込められているそうです。1つ目は戦闘中に個人または集団を指す軍隊でのコールサインとしての意味で、2つ目はこれまでの『スター・ウォーズ』シリーズとは少し趣きが違う方向へとRogue(=反逆)したシリーズ最初の映画という意味で、3つ目は主人公のジン・アーソもある意味でRogue(=「はぐれ者」や「反逆者」)と呼べるキャラクターだという意味とのことです。
個人的に嬉しかったのは、やはり暗黒卿ダース・ベイダーの登場です。出演時間は短かったものの強大なフォースを扱い見事なライトセーバーさばきを見せてくれました。また、レイア姫やC-3PO、R2-D2もカメオ出演し、作品の繋がりが感じられてよかったです。帝国軍No.2のターキン提督も存在感がありましたし、『エピソード6/ジェダイの帰還』では反乱軍の最高指導者として登場したモン・モスマが、本作では若き日の姿で登場してなかなか重要な役どころを担います。ちなみに今回モン・モスマを演じたジュヌヴィエーヴ・オライリーは、『エピソード3/シスの復讐』の時にも演じたそうですが、劇場版では出演シーンがカットされてしまったそうです。
犯罪にも手を染め生き抜いてきたタフな女性のジン、冷静沈着かつ厳格な性格のキャシアン、自信家で独善的で率直な物言いをするK-2SO、目が見えない状態ですが強靭な精神力を持っていて棒術を得意とするチアルート、チアルートと強い絆で結ばれた戦友で巨大な銃を使いこなすベイズ、短気で怒りっぽい性格ですが反乱軍きっての操縦のプロであるボーディーなど、チーム“ローグ・ワン”のメンバーもいい味を出していました。自己犠牲、仲間との絆、信念等を重んじる彼らの行動は、いわば日本人の侍魂と相通ずるものを感じさせて胸を打ちました。そして彼らの命懸けの活躍はレイア姫ら反乱軍へと受け継がれ、それがデス・スター攻略の糸口となっていきます。感慨深かったです。
来年2017年12月は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のその後が描かれるエピソード8に当たる映画も公開予定ですし、ますます『スター・ウォーズ』から目が離せません。