ST 赤と白の捜査ファイル (藤原竜也さん)

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藤原竜也さんは、日本テレビ系列の毎週水曜夜10時枠にて放送されている連続ドラマ『ST 赤と白の捜査ファイル』に赤城左門 役で出演しています。
先日は第1話が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
現代犯罪の多様性に対応するために警視庁科学捜査研究所に新設されたサイエンティフィック・タスクフォース(Scientific Taskforce、科学特捜班)、通称ST。メンバーは、赤城左門(藤原竜也さん)、青山翔(志田未来さん)、結城翠(芦名星さん)、黒崎勇治(窪田正孝さん)、山吹才蔵(三宅弘城さん)ら優秀な研究員5名だが、変わり者揃いとあって警視庁内で疎まれていた。キャリアの警部である百合根友久(岡田将生さん)が彼らの統括を任されてから1年経つが、ろくな実績を挙げることもできずにいた。しかもST設立の立役者であった三枝俊郎(渡部篤郎さん)参事官が警察を突然辞めて、STは後ろ盾を失った格好だ。さらに後任としてついたのがSTを敵対視する松戸紫織(瀬戸朝香さん)理事官で、ますますSTは存続の危機にあった。
そんな中、2つの殺人事件が発生する。被害者の1人は死んだはずなのにゾンビのように動き出し、再び倒れて息絶えたという。不思議がる百合根に、法医学のスペシャリストである赤城は、フグが持っているような毒を使えばあり得ると告げる。捜査会議にてそれをSTのメンバーが体を張って証明するが、その後、青山が自分たちの指示通りに捜査すればいいと上から目線で命令したため、捜査員や松戸の反感を買い、STは捜査本部から締め出されてしまった。仕方なく赤城たちは独自で捜査を開始するのだった…。
昨年放送されたスペシャルドラマ『ST 警視庁科学特捜班』の続編にあたります。
STのリーダーで最強の法医学者ですが、対人恐怖症で一時は自宅に引きこもっていた赤城。犯罪心理学のエキスパートですが、秩序恐怖症の青山。異常に嗅覚が鋭くていざという時の格闘にも秀でていますが、先端恐怖症の黒崎。薬物や毒物の知識に精通していますが、不眠症の山吹。弾道解析や電気系統に優れていて聴力が異常に発達していますが、閉所恐怖症の結城。そして、そんなSTのメンバーの統括を任され、四苦八苦しつつも徐々に愛着のようなものを持ち始めている百合根。登場人物がみんな個性的で面白いです。特に赤城と百合根は、ぶつかり合いながらもお互いの足りない部分を補うような関係で、今後も2人の間に生み出されるであろう化学反応が楽しみです。また、STメンバーが能力を生かして不可解とも思える様々な事件を解決していく痛快な刑事ドラマにも期待したいと思います。