戦力外捜査官 最終回 (武井咲さん)

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武井咲さんは、日本テレビ系列の毎週土曜夜9時「土曜ドラマ」枠にて放送されていた連続ドラマ『戦力外捜査官』に海月千波 役で出演しました。
一昨日は最終回(第10話)が放送されました。
●あらすじと感想
警視庁捜査一課第18係は、激しい銃撃戦の末、半グレグループ「ザラキ」の杉田裕治(渡辺芳博さん)たちを高畑あきら殺害容疑及び銃刀法違反の現行犯で逮捕する。
そんな中、人気アイドルの夏野萌果(宮崎香蓮さん)が「一日警視総監」を務めるイベントが 3月15日に開かれることになった。18係のメンバーたちは警視庁を代表して踊りを披露するよう命じられ、イベントに向けて練習に励む。しかし、「3月15日 警視総監を殺害する。これは本気だ。冗談ではない」という殺害予告メールが送られてきたことから、警視総監・越前憲正(柄本明さん)の判断でイベントは中止になった。
その矢先、「ザラキ」の下っ端のメンバー・岩田和也(師岡広明さん)の刺殺体が発見される。さらに岩田のアパートから押収したパソコンから警視総監の殺害予告メールが見つかる。
捜査が行き詰る中、海月千波(武井咲さん)のもとに越前から捜査のヒントになるかもしれないとして指示のメールが届く。早速、千波と設楽恭介(TAKAHIROさん)は指示通り、関東拘置所にいる死刑囚・安川真紀(銀粉蝶さん)を訪ねる。安川は面会するや否や突然クイズを出す。安川のことをいぶかしむ設楽は心の内をピタリと言い当てられて戸惑う。一方、クイズに正解した千波は事件のことを詳しく話して教えを請う。それに対する安川の抽象的な話から、千波は夏野と岩田を徹底的に調べる必要があると判断し、係長・川萩剛(八嶋智人さん)にそのことを提案する。
川萩は千波の提案に従って18係を指揮するが、捜査は組織犯罪対策第三課が担当することになってしまう。上層部が18係では力不足と判断したからのようだ。納得できない川萩は、いわば組織決定に逆らって被疑者の杉田を自分たち捜査一課のもとに移送してしまう。それから管理官・井上信光(小籔千豊さん)に向かって「我々18係を戦力外にしてください」と言い放ち、戦力外捜査官として独自の捜査を続けることを宣言するのだった…。

越前が20年以上前の管理官の時に指揮して解決に導いた品川区老夫婦放火殺人事件。逮捕された安川は犯人ではありませんでした。当時火をつけたのは安川の6歳の息子だったのです。越前はそれを知った上で、安川に頼まれて逮捕しました。
今回発生した岩田殺人事件も動機に共通点がありました。一番強い動機を持っていたのは母親で、何よりも強いのは母親の情だったのです。岩田殺しの犯人は、岩田から脅されていた夏野ではなく、夏野の母親でした。越前はそれを見抜いて安川と千波を会わせたようです。今回の事件を解決に導くことだけではなく、自らの罪を千波に暴いてもらうためです。そして、実際にその通りになりました。越前が「無実の人を逮捕するのは、立派な刑事ではないからです」と理由を語り、自分にかけるよう手錠を千波に差し出す場面が印象的でした。手錠をかけられた越前は、千波にお礼を言いました。
後日、越前は辞職しました。自分は正しいことをやったのか間違ったことをしたのかずっと迷っていた越前は、やはり自分は間違ったことをしたのではないかという結論を出した時にはすでに偉くなっていて、今の地位を簡単には捨てられなくなっていました。でも自分が見込んだ千波に手錠をかけてもらったおかげでやっと決心がついたのです。千波という立派な後継者ができたというのも理由の一つでしょう。越前は18係のみんなにエールを送って去っていきました。
18係のメンバーたちが中心となって「一日警視総監」のパレードが賑やかに行われたところで物語は幕を閉じました。千波と設楽のコンビネーション、18係のメンバーたちが織りなすドタバタ劇が面白かったです。