お義父さんと呼ばせて 最終回 (渡部篤郎さん)

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渡部篤郎さんは、フジテレビ系列の毎週火曜夜10時枠にて放送されていた連続ドラマ『お義父さんと呼ばせて』に花澤紀一郎 役で出演しました。
昨日は最終回(第9話)が放送されました。
●あらすじと感想
大道寺保(遠藤憲一さん)が花澤紀一郎(渡部篤郎さん)の長女・美蘭(蓮佛美沙子さん)にプロポーズをしてから、花澤家では色々なことが起こりました。紀一郎の父・昭栄(品川徹さん)が家に戻って来て言いたい放題、紀一郎の長男・葉理男(中村倫也さん)の女装趣味が発覚、紀一郎の次女・真理乃(新川優愛さん)の不倫未遂、紀一郎の妻・静香(和久井映見さん)の失踪騒動、挙句に紀一郎自身は会社で巨額の損失の全責任を押しつけられ失脚しました。紀一郎は保に対し、疫病神扱いしてそのことを責めましたが、続けて「だけどな。みんな素直になった。高慢ちきな上っ面だけの家族に一本筋が通った。俺も変わった。君のおかげだ。立派な父親じゃなかったかもしれないが、すくすく育ってくれた。乱暴だけど心根は優しい、それがこの子(=美蘭)だ。目の中に入れても痛くない俺の娘だ。大道寺さん、娘を宜しくお願いいたします」と言って頭を下げました。それに対して保は感動しながら「お義父さん。美蘭さんのこと、絶対幸せにします。こちらこそ宜しくお願いします」と答えて頭を下げました。
時は経ち、結婚式が行われました。保と美蘭の結婚式かと思いきや、紀一郎の元部下・砂清水誠(山崎育三郎さん)と保の部下・八千草千代(伊藤修子さん)の結婚式でした。紀一郎が自分の紹介の時に子会社勤務だとプライドが許さないから、本社に返り咲くまで結婚式は延期だと言って、保と美蘭の結婚式を阻んでいたのです。挙句の果てには、やっぱり惜しくなってきたとして、紀一郎は一度は認めた2人の結婚に再び反対し出す始末だ。そんな中で行われた千代のブーケトスを、たまたま紀一郎と保が一緒に受け取ってしまうのでした…。
失って初めてその大切さが分かるということでしょうか。完全に失う前に紀一郎が気づけてよかったです。
紀一郎と保の関係は、表面上は相変わらずのようですが、実際のところは以前より信頼し合っているのでしょう。なにはともあれ、保が紀一郎に認めてもらえてよかったです。

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