謎解きはディナーのあとで (櫻井翔さん)

sakuraisho08

嵐の櫻井翔さんは、フジテレビ系列にて毎週火曜夜9時から放送されている連続ドラマ『謎解きはディナーのあとで』に執事・影山 役で出演しています。
昨日は、第1話が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
影山(櫻井翔さん)は、大財閥『宝生グループ』を束ねる宝生家の一人娘・麗子(北川景子さん)に長年仕えた唐沢(伊東四朗さん)の後任の執事となる。
麗子は財閥令嬢という身分を隠し、国立署の刑事として働いている。一方、麗子の上司の警部・風祭京一郎(椎名桔平さん)は目立ちたがり屋で、自分が風祭モータースの御曹司であることを隠さずに金持ちであることをひけらかしているが、麗子の素性を知らない。
そんな中、国立署管内のアパートで殺人事件が発生したとの連絡が入るのだった…。
原作は2011年本屋大賞を受賞し、ベストセラーになっている東川篤哉さんの同名小説です。
令嬢刑事の麗子が遭遇した難解な事件を、彼女の執事・影山が概要を聞いただけで推理し、解決に導いていくユーモアミステリーです。
ドラマでは、影山が必ず現場のどこかで何かに変装したり、巧みに物陰に身を潜めたりして見守っているという要素が追加されていて、影山の活躍を前面に出す形になっています。随所にアメコミ風の演出が入るのも当然のことながらドラマならではです。
ミステリー要素もさることながら、登場人物が個性的で面白いです。特に執事・影山と麗子お嬢様の掛け合いが楽しく、影山の丁寧な言葉遣いながら、歯に衣着せぬ物言いで暴言を吐く毒舌ぶりは痛快です。風祭警部も、誰でも分かることをさも自分が発見したかのように話したり、考えがころころと変わったり、麗子から苦手と思われていることに全く気づいていなかったりと、そのマイペースぶりはどこか憎めなくて面白いです。風祭の迷推理と影山の名推理、麗子のピュアな面などにも注目しながら楽しみたいと思います。