リーガルハイ (堺雅人さん)

masato10
堺雅人さんは、フジテレビ系列の毎週水曜夜10時枠にて放送されている連続ドラマ『リーガルハイ(第2期)』に古美門研介 役で出演しています。
一昨日は第1話が放送されました。
●あらすじと感想
人格はともかく、訴訟でいまだ1度も負けたことがない敏腕弁護士・古美門研介(堺雅人さん)。そんな古美門の事務所で弁護士職務経験中だった検察官・羽生晴樹(岡田将生さん)が、検察庁に呼び戻される。古美門と自称“古美門のパートナー弁護士”の黛真知子(新垣結衣さん)は、羽生との別れがつらい。羽生にほれ込んでいた古美門は、検察官を辞めて自分の事務所に入るよう誘うが、羽生は自分の道を模索すると告げた。
同じ頃、古美門のライバルで法律事務所を構える三木長一郎(生瀬勝久さん)は、事務所のベテラン弁護士の磯貝邦光(古舘寛治さん)から担当案件を降りたいと言われていた。三木は反対するが、そのクライアントの無実を勝ち取るのは不可能と考えていた。磯貝は三木には内緒でクライアントに“どんな裁判にも必ず勝つ男”として古美門の名前を教えていた。
そして、磯貝が放り投げた案件はやはり、古美門の元に回って来た。青酸化合物入りのスープによって運輸会社社長・徳永光一郎(宇納佑さん)を殺害し、光一郎の娘・さつき(内田愛さん)の命を危険にさらした容疑で死刑を宣告された安藤貴和(小雪さん)の案件だ。光一郎の交際相手で元事務員だった貴和は、光一郎の保険金5千万円の受取人だった。貴和には2度の離婚歴があるが、最初の夫は不審死、2度目の夫は自殺を遂げていて、共に高額な保険金を受け取っている。
黛と共に拘置所を訪ねた古美門は、死刑が妥当として無罪を主張する貴和に多額の報酬を要求。値切ろうとする貴和に対して一歩もひかない古美門だったが、貴和のある提案で俄然やる気を出して、値引きに応じて依頼を引き受けるのだった…。

動機、状況証拠、物的証拠すべてが揃っていて、1審の死刑判決をひっくり返すのは不可能にみえた徳永通運社長毒殺事件。しかし、古美門は、お抱えスパイともいえる加賀蘭丸(田口淳之介さん)に違法行為をさせたり得意の口八丁で強引に証拠を崩し、一気に形勢を逆転させました。
真実を明らかにしたいと毒物の出所を調べた黛は、毒物を入手したのは貴和であることを突き止めてしまいました。自分たちの仕事は適正な量刑に導くことだと主張する黛に対して、依頼人のオーダーが無罪なら黒でも白にすることが仕事だとする古美門。これまで幾度と無く衝突してきた2人ですが、今回、黛は“古美門のパートナー弁護士”として真実に蓋をしました。それは古美門の「我々の仕事は真実を追求することではない、依頼人を守ることだ」という言葉に従ったからのようです。前シリーズと変わらないように見えた黛ですが、単なる“朝ドラキャラ”から一歩進んでいるようです。
無罪は間違いないかと思われましたが、検察側はすでに貴和が毒物を入手したことを示す証人を最初から握っていたのです。泳がせておいて使うべき時に使う検察の手法は功を奏し、しかもなぜか貴和は証言をひるがえして罪を認めたため、判決は控訴棄却、すなわち2審も死刑でした。古美門は初めての敗北を喫したのです。ショックを受けたのは古美門だけではありませんでした。ライバルの三木も悔しさをにじませました。
敗北して失意のどん底に落ちた古美門は「人間やめます」という書き置きを残して、植物になろうとします。そんな古美門に、三木は自分なりの励ましの言葉をかけます。そして、黛は古美門に優しく手を差し延べるのかと思いきや、ビンタと蹴りを浴びせて「私を一人にする気ですか。2人で闘わなきゃだめでしょ!!」と言って活を入れます。それから黛が、貴和の証言ひるがえし理由の手がかりを見せると、古美門は正気を取り戻して「やられてなくてもやり返す!身に覚えの無い奴にもやり返す!誰彼構わず八つ当たりだ!!」と言い放ちます。堺さんが前クールで主演していた『半沢直樹』のセルフパロディです。
羽生は理想とする法律家を目指すために検事を辞め、法律事務所「NEXUS」を設立しました。勝ちにこだわる古美門に対し、勝ち負けじゃない、みんなが幸せになる世界をつくることを目指す羽生。彼は「古美門研介を本当の意味で倒した時が、時代が変わる時だ」と言います。古美門と羽生の対決、徳永通運社長毒殺事件の裁判の行方が楽しみです。