学校のカイダン (広瀬すずさん)

hirosesuzu

広瀬すずさんは、日本テレビ系列の毎週土曜夜9時枠にて放送されている連続ドラマ『学校のカイダン』に春菜ツバメ役で出演しています。
昨日は第1話が放送されました。
●導入部のあらすじと感想
祖父の徳次郎(泉谷しげるさん)と二人暮らしの春菜ツバメ(広瀬すずさん)は、通っていた高校が2カ月前に閉鎖され、名門の明蘭学園高校に特別採用枠で編入した。校長兼理事長を務める誉田蜜子(浅野温子さん)が、様々な事情で学校閉鎖を余儀なくされた生徒たちを無償で受け入れるプロジェクトを実施しているおかげだ。
しかし、明蘭学園には“プラチナ8”と呼ばれる裕福で華やかな生徒たちが学園を牛耳っていて、ツバメのような特別採用枠、通称“特サ枠”の生徒は、他の生徒たちからバカにされていた。
ある日、ツバメは、明蘭学園の男子の中で絶対的な権力を持つ王様・須堂夏樹(間宮祥太朗さん)や学園の“空気”を作り上げて女王として君臨している麻生南(石橋杏奈さん)たちプラチナ8のメンバーに仕組まれて、無理やり生徒会長にさせられる。副会長・油森哲夫(須賀健太さん)をはじめとする生徒会の他のメンバーも、ツバメ同様押し付けられて選ばれた人たちだ。
そんな矢先、ツバメは、生徒会長として老人ホームでのボランティア活動を取り仕切ることになるが、プラチナ8の生徒たちは遊んでばかりで手伝おうとしない。要は嫌な仕事を押し付けるためにツバメを生徒会長にしたのだ。
途方に暮れるツバメの前に、怪しげな男・雫井彗(神木隆之介さん)が現れる。彼はツバメの胸の内を見透かすように「願い事があるなら、叶えてやろうか?」と謎めいた言葉を口にするのだった…。
第1話では、空気に飲み込まれやすい油森が、プラチナ8のメンバーのせいで、ある事件に巻き込まれて退学の危機に陥りました。油森の無実を知るツバメですが、何もできません。拝金主義の教頭・金時平男(生瀬勝久さん)や学園の地位と名声のためなら手段を選ばない理事長兼校長・誉田は、いわば学園の財源であるプラチナ8の生徒たちの味方だからです。
ツバメは、無力感に襲われて泣き崩れますが、彗に諭されて覚悟を決めます。それから彗の導きで一歩踏み出し、教師も生徒もすべてがおかしなこの学校を変えたいと全校生徒に向かって宣戦布告しました。そのおかげで結果的に油森が退学を免れましたが、ツバメは生徒たちから大ブーイングを受け周りは敵だらけ。でも彗に言わせれば、これでみんなツバメに興味を持ったので、それがどんなアゲインストであろうと、ツバメの言葉を受け止める準備ができたということだそうです。
ドジで天然な性格で学校ではド底辺のツバメが、天才的スピーチライター・彗の教えを受け、言葉の力によって学校に革命を起こしていくお話のようです。どのように革命の階段を上っていくのか、今後の展開も楽しみです。